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最近のこと。

家族で引っ越してきて、もう半年が経つ。

初めての場所で過ごす、初めての春。

以前より、周りが少し騒がしくなり目的の場所までは近くはなったものの、のどかな自然溢れる場所からはちょっぴり離れて暮らしています。地元が大好きな分、これからも同じ場所にとどまって生活するんだろうなぁという、ぼんやりとした考えは、気づけば無意識の内に環境も周りも変わっていました。


決して大きな街とは言えないけれど、その分コミュニティーが極端に狭くて、何かあったらすぐに駆けつけてくれる友人が、有難いことに私の周りにいます。


大学時代に一番仲の良かった友人が、一足早くこの春上京しました。誰よりも強く逞しく、周りには一切弱音を吐かない彼女が、私の前だけでは自分の弱いところを見せてくれます。強がってしまう同じ性格同士だからこそ、分かり合える部分も多く、私のためを思って本気で怒ってくれたり寄り添ってくれたり、苦しいときに一番に側にいてくれた家族のような大切な人です。


「会いたい」と「寂しい」という言葉は、私の中の2大用語で、それを言われると相手のためにすぐに何かをしてあげたくなる性格。( 長女ということもあり世話焼きが発揮しちゃう瞬間 )。


私ひとりであなたを守ってあげるから、なんてスーパーヒーローのような事は到底無理な話だけど、同じくらい助けられて来た分、出来る範囲で支えてあげたくてやっぱり見逃すわけにはいかなくて。


最近学んだことは、相手が頑張っているときは無理にもっとよい道に進む方法論を示すことよりも、私の力無しでそっと見守ることも相手のためなんだなぁと。友人にしても、恋愛に対しても日々思う。失敗しないようにその度に手助けをしてしまったら、いざ私がいないときに自ら解決できない人になってしまうから。


苦しいときや、疲れたときにいつでも戻ってこれる場所のひとつが、あなたと話してるときだよと言われたときは、凄く嬉しかった。


甘やかすんじゃなくて、ちゃんと相手のためを思って怒ってくれる人は中々いない。今後、これから生きていく内にこういう人が一番大切になっていくんだろうなぁと日々強く感じるわけで、遠く離れていても常に心のどこかで元気にしているかなぁと気にかけてしまうほど。


近い距離にいることに越したことはないけど、物理的な距離を埋めてくれる心の温かさと優しさを周りから目一杯感じています。ありがとう。


私は悲しいとき、何も言わずにうんと抱きしめて欲しいから、大事な人が悲しんでいる時には、ぎゅーっと黙って抱きしめてあげるよ。自分がしてほしいことを他人に期待したり、待つだけじゃなくて、一足先に出来るような人になりたいね。


長くなりましたが、今日はここらへんで。

#film #写真

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