長年使っているけど、改めておもしろい「岡山弁」
こんにちは。
今日は久々に、実家の母と電話で話しました。
岡山弁を聞くと落ち着くんです。
私は、岡山県出身ですが、現在兵庫県に住んでいます。
使う方言は、岡山弁と関西弁を 50 : 50 。(多分)
岡山の家族や友達と電話で話すときは、バリバリの岡山弁なので、終わった後しばらくは岡山弁でしゃべり続けています。
そして、LINEなどメッセージを送るときも、岡山弁を使うこともあります。
「そうじゃなぁ。」「がんばりょうるわ~。」
こんな感じ。
ゆる~い感じが好きで、岡山弁知っている人には、つい送ってしまいます。
こんな感じで、私は今でも岡山弁が抜けません。気が緩んで、話していると、岡山弁で話しており、「え?なんて?」と聞き返されることもあります。
そんな、絶対に聞き返されるであろう岡山弁を紹介していきたいと思います。
1.はよしねー
これは、「早くして」という意味です。決して物騒な言葉ではありません。
岡山弁の中で少し有名なものかもしれません。これを口に出して言うと、岡山弁を知らない人は、びっくりします。
現に、関西の私の友達は言われたときにショックを受けたそうです。
ちなみに、岡山県内の地域によっては、「はよしんちゃい」「はよしんさい」「はよせー」と、いろんな言い方があります。(でも全部意味は通じる。)
2.おえん
こちらは「ダメ」という意味です。
はじめて聞く人はまず聞き取れないかもしれません。短いし、「ダメ」という要素がどこにもない。「手に負えない」=「だめ/できない」となっているのかもしれませんね。
私の母親もよく使っていて、ほぼ毎回「おえりゃーせん(ダメだわ)」と言っています。
3.えらい
これは「疲れた」という意味です。岡山以外の地域でも使われますね。
大学時代は、「ちょっとえらいわ」と友人に言うと、「?」という顔をされた覚えがあります。
「偉い」じゃなくて、「えらい(疲れた)」。と伝えたら納得はしてくれました。
たまに、メッセージで「それはえらいな」と打つと、文脈にもよりますが、どっちの意味か分からなくなる時があります。(笑)
4.いんどかれー
カレーではありません。「帰りなさい」という意味なんです。
「いんど―」は「いぬ(帰る)」の活用形。
「―かれー」は「~しなさい」の意味。※先ほどの「~しねー」と同類。
父親母親世代以上が使っているイメージですが、私でも意味はわかります。
一時期、「いんどかれー Tシャツ」もあったんだとか…。
5.はっとうじ
これは、「カメムシ」のことです。だんだん寒くなってくるとよく見かけますね。
実は私、高校まで、「はっとうじ」と「カメムシ」は別の生き物かと思っていました。自分の中で、茶色いやつ → はっとうじ、緑のやつ→ カメムシという認識でした。
長年方言を使っていると、「これって、方言だったんだ。」と思うことがたくさんあります。
「標準語でなんていうんだろう?」とどう表したらいいかわからない時も、しばしば。私の中では、そうなんだもん。
今回紹介したもの以外にも、岡山には面白い方言がたくさんあります。
ぜひ、岡山に訪れたときは、耳を澄ませて、岡山の会話を聞いてみてください。
ありがとうございました。
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