koo

某事務所の掛け持ちオタク。 時々カメラマン。

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君がいる夏が帰って来た

8月12日の火曜日。 相変わらず世の中は暗いニュースで溢れ、日差しが照りつける真夏の太陽をただただ疎ましく感じるだけの、夏を全く感じないお盆休みを過ごしていた。 昼間には、推しグールプの公演延期を知らせるメール。 内心安心しつつも変わらない日常に飽き飽きしながらスマホを放り投げた。 始まらないツアーの代わりに、積み上げた過去のツアーDVDを見漁っていた17時16分。 相変わらず放り投げたままになっていた私のスマホは常におやすみモードで、なんのお知らせもしてくれない。 勿

    • 本人不在の生誕祭

      細々とではあったがずっと推し事、 所謂"オタク活動"をしている。 だけど、その界隈では割と当たり前なのだけど、今までした事がないことがひとつあった。 それは、本人不在の生誕祭。 推しの誕生日を祝うこと。 ここではあえて、誕生祭ではなく生誕祭と呼びます。 別に何か深い理由があって、していなかった訳ではない。 ただ単に、学生時代は課題に追われて自分の誕生日すらままならない状態だったので、それどころじゃなかったのだ。 そして、一昨年社会人1年目の冬。 推しという言葉では片

      • エンタメの灯火

        "エンターテインメント"とは人々を楽しませる娯楽を指す。 皆さんにとってエンターテインメントとはどんな存在ですか? 私は間違いなく、エンターテインメントに生かされてる人間だ。 仕事の面でも、趣味に関しても、エンターテインメントが世界から無くなれば生きていけない。 でも現在この日本ではエンタメの灯火がどんどん弱くなっていってるのではないだろうか。 『残酷さも"エンターテインメント"  いつかドラマになる』 これはとあるアイドルの言葉だ。 エンタメに関する言葉の

        • 初恋

          宝箱を開いたら淡い想いが眠っていました。 いつの日にか貰った 短い手紙と、小さな造花のブーケ、 真顔で2人並んだ写真。 これが唯一の美しい恋の思い出かもしれない。 叶わなかった恋の方が忘れられなくて、叶わなかったからこそいつまでもきれいで。 ただ一緒に遊んでるだけで充分だった。 今みたいに相手に何かを求めることもなかった。 なんも曇りもない純粋な気持ち。 そんな気持ち今では思い出せないや。 どこに落としてきたんだろう。 広島に行ったんだっけ ずっと会いたい気持ち

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