渡瀬裕哉と行く高知 気づき✨6-1 なによりも大切なこと。それはナショナルヒストリー!✨ アメリカ編
気づき6は、今回の旅で一番大切な話だったかな、って思っています。
それは未明まで続いた講義のような二次会雑談の中にありました。
民撰議院設立建白書を口語訳して全議員に配達記録郵便で送った話はおそらく10回以上聞いているのですが笑
ではなぜ、「民撰」なのか。「自由民権運動」に着目したのか。
については、
私はこのときはじめて聞いた!…と思います。
アメリカには共和党という減税を進める政党があるのに、なぜ日本には無いのだろう?そんな疑問を持ちつつ、渡米した若きユウヤ様。
アメリカでTeaParty運動の集会に参加してまず驚いたのが、
何の活動をしているかきいたところ、減税の活動かと思いきや
「憲法の勉強をしている」とのこと。
そして、演説をきいていると
「オレたちは、アメリカ人だ!だから、減税だ!」と
論理飛躍も甚だしい笑 ことを叫んでいる。
これはいったいなんなんだ?
という衝撃 笑 があったそうです。
そして、あ、と気がついたこと。
単なる「減税運動」ならTaxCut運動でよいはず。
なぜTeaParty運動、なんだ、と。
TeaPartyとは、ボストン茶会事件のことを指します。
イギリスに紅茶に勝手に課税されたと怒って、
アメリカ人がボストン港に紅茶を投げ込んだ海のことを
皮肉って「茶会」と呼んだ事件。
これをきっかけに「代表無くして課税なし」のスローガンを掲げて
アメリカは独立戦争へ突入。
やがてアメリカ独立宣言、憲法制定、議会設立という歴史があります。
この歴史観があるからこそ、
”TeaParty運動” であり、
「憲法の勉強」 であり、
「アメリカ人は減税だ!」という理屈抜きの理論になる!
と気づいた、のだそうです。
翻って、では日本ではそれに当たるものは何なんだろう?
みなさんは何だと思われますか?
(6-2に続く)
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