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2024年2月23日の日記「スパダリ信仰」

女性向け作品を意識して読んだり書いたりしていると、日本向けの作品のヒーローは基本「スパダリ」信仰が強い。
何もかも完璧で、全てをやってくれる男性を無意識下で求めている。

そこでウェブトゥーン(韓国漫画)を読む。
こちらは少し方向性が異なる。
イケメン(女性のように美しい)、高収入、権力知力がある。その辺は同じだが、タイプが違う。
「ワンコ系」だ。
必ず筋肉ムキムキで、ヒロインにメロメロな忠犬、子犬のように何でも言う事を聞く。ちょっと情けない(かわいい)部分がある。
全部そう。
判をついたようにこのタイプしか出てこない。

この辺は国の文化の違いというか、女性の地位の差が表れているような気がする。
日本ヒロインは優しくいいこで、男性が何でもやってくれ助けてくれる。
韓国ヒロインは男性よりも強く、知性も高く、全ての男性が自分に傾ぐようになる。

作品の主人公たちは「そうありたい」という女性達の願望が入り混じる。
作品を読んでいると、それぞれの国によって求めるものが少しずつ違うのが面白い。
ちなみに私はこの真ん中ぐらいの漫画を読みたいのだが、まだ現れない。

話は少し変わるが、忍たまの映画がトレンドに入っていた。

私は朝日小学生新聞の創刊から読んでいた読者だ。故に原作の「落第忍者乱太郎」というタイトルの方が好きだ。なんだ「忍たま乱太郎」って。まだ認めてないぞ私は。

そして土井先生ときり丸がかなり好きだった。連載当初のまだ描き慣れない絵柄の中でも、シュッとしたキャラデザインで描かれた二人はとてもかっこよく映った。

しかし現実的に何故か「利吉」キャラ人気が高い。
これに私は納得いっていなかった。
アニメをあまり見てないのもあるので言い切れないものの、少なくとも原作ではそこまで登場シーンのないキャラだ。顔デザインが良いだけじゃないのか?と思っていた。
しかし少し二次創作を読んでみて理解した。彼はあまり多く描かれない分、与えられた情報というのは・イケメン・仕事ができる・学校の先生の息子。
少し脳内で補足すると、スパダリの素養があるのだ。
「ああ~~~~~~」となった。
やはり皆スパダリが好きなのだ。
ていうことだよね?違ったらゴメン。
ちなみに上級生組が出てきてから腐女子人気が爆発したという記憶があるが、その辺は分からない。

以上、今日分かってスッキリしたことです。
明日ちょっと外に出る用事があるので寝ます。

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