見出し画像

2024年10月1日の日記「鳥居のある家」

まだ朝というには早い、5時頃。ふと寝覚める事がある。
うつらうつらしているので、夢か現実か分からない。
ベッドの中心に向かって横向き寝している私。位置はかなり端っこだ。
「落ちるからもう少し内側に寄った方が良い」と家人に心配されるほど、端に寝る。癖なのだ。

急に背中の真ん中を細い指のようなものが押す。
強く押された、この感覚は実感として確かなものだ。若干の体温も感じる。ベッドの外側から、誰かが指を突いてきたのだ。

我が家は二人暮らしなので、もう一人は家人しかいない。
本当に、家人だろうか。
目線だけをそちらに向ける。気配だけが、ある。
誰か、いるようないないような。寝室の窓は遮光カーテンで閉ざされており部屋を照らす明かりは小さな豆電球の仄かな明かりだけだ。

「ああ、家人が早起きしていたずらしてきているのか」と思い声をかけようと身体を動かす。
動かない。
金縛りだ。
こうなると、もう目線しか動かせない。
薄暗い部屋の中を視線だけで何とか目を凝らす。
「ああ、誰もいないじゃないか。」
実際、そこには誰もいなかった。

私の背中側には窓があり、その向こうにはこの家の土地を売った、地主の大きな敷地がある。
そしてその敷地内に、鳥居がある。
この辺の大きな地主の家には必ずと言っていいほど、鳥居を設置している。
私の背中を突いた指のまっすぐ先には、その鳥居があった。




ベース。
何か最近味が改良されたという噂を聞いたので、チョコブレッドとカレーパンを買ってみた。たんぱく質が多く入っているので栄養価的にはかなりいいんだよな。

本当はやきそばをチャレンジして見たかった。
以前Xで「しめ縄の味がする」とバズっていたので。
しかしそれは、横浜のファミマにはあったのに近所のセブンには無かった。
置いてよ。

朝ごはん代わりにカレーパンを試してみた。
カレーパンなのに、揚げていない。パンだ。
何というか…カレー風味の、何かよく分からないものを食べている。なんだこれは。パン生地も結構固いし…何だコレは。
味はまずいとまでは言わないけど…何コレ???

ただ、とりあえず満腹になったので私のような食事をあまり重要視してない人間は偶に食べる分にはいいかも、と思った。


昼過ぎ、サボっていた皮膚科に行ってきた。
やはり投薬がないとアレルギーも辛いし肌の調子も若干悪くなる。

皮膚科の老齢の先生は毎回、「漫画の仕事はどうなの?」「あなたたちはエンターテイメント業界の、日本の宝なんだからね」と言ってくれる。
そのたびに私は
「私は頭が良ければ先生のように医者になりたかったですよ」と返す。


ちょっとカラーの仕事が終わらなかったので、夜のジムは辞めて家で作業をしていた。
若干腰が痛くなってきたので、明日は行かないとなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?