場面緘黙症と診断されるまでの経緯②
息子は年少で幼稚園に入園しました。
入園式で初めて母と離れて椅子に座らなければならなくて、泣いて泣いて保護者席に座らせてもらいました。
その時はうちの子以外にも泣いてる子が多くいたので、最初だからだろうとそんなに深く考えていませんでした。
しかし入園から2ヶ月経っても、我が子だけが園の入り口で行き渋り泣きます。
その時に先生から挨拶を求められるけど、いっさい挨拶ができませんでした。
私は挨拶が出来ない息子に『なんで挨拶しないの?挨拶を無視されたら悲しいでしょ?』と日々叱っていました。
幼稚園に着く直前まで言い聞かせ、本人からも「ちゃんと挨拶する」って言葉を聞き出しても、いざその場で挨拶するとなると黙り込んで動かなくなってしまいました。
そして先生に抱えられて入室していく日々でした。
息子はトイレも言い出せませんでした。
家ではちゃんとできるのに、幼稚園では毎日毎日お漏らしをして帰ってきていました。
とうとう担任の先生から泌尿器科に行くようにすすめられました。
病院に行っても特に問題はなく、本人が言い出せない事が原因でした。
なので、先生には②時間おきくらいにトイレへ促してもらうようにお願いしました。
それからは漏らす頻度は減ったものの、完璧ではありませんでした。
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