保険で積立、本当に大丈夫?
この業界に入る前は、金融と言えば、銀行と郵便局、それと保険でした。
銀行はすでに利率が0.001%と、増えないのは分かっていたので、私は保険で積立をしていたのです。
でもね、将来の事を本気で考えて、私の大切なお金を毎月積み立てるのなら、保険ではダメだったのです。こちらの記事をご覧ください💁🏻♀️
保険で積立をする際、よく『返礼率』という言葉を使います。
こちらの記事にも書いてありますが、返戻率というのは
『払い込んだ保険料に対して、解約したときに戻ってくるお金(解約返戻金)がどのくらいあるかという割合』のことです。
記事から引用させてもらうと、
トータル自分が支払った金額500万円に対して、解約返礼金が750万円の時、返礼率は150%なのです。
この数字だけ見てしまうと、どうしても凄く増えていて、嬉しくなります。
基本、積立保険なので、20年など、長期間に渡り積立をすると思います。
この返礼率150%は、20年間時間をかけての数字でした。
私たちがよく聞く言葉『利回り』
では、返礼率150%と利回り4%ですと、どちらの方が増えるかを考えてみると、
測る物差しが違うので、測ることができず、『比較できない!』が、正解です。
こちらのご紹介した記事には、例として、終身保険を使い、お子様の学資保険代わりに積立てた時の試算表が載っています。そちらを参考に見てみると、
18年後に払込が終わってすぐに使うので解約します!といった場合がこちらです。
払込保険料累計:4,393,224円
解約払戻金:4,556,272円
解約時払戻率(返戻率):103.7%
つまり、18年後に16万円プラスになります。
つまり、こちらの学資保険だと、返礼率103.7%は、18年積立てた場合、16万円しか増えていなかった。という事になります。
18年も積立てたのに、16万円しか増えていないなんて、びっくりです。この終身保険で老後の生活資金にと、積立てても。。
また、下記の通り、シミュレーションした結果…
(記事からお借りしました。)
返戻率103.7%、16万円プラスになります!というこの終身保険は
「利回り0.4%」の商品ということだったのです。
利回りに直す事で、とてもわかりやすくなりましたね!
18年間の時間をかけて、利回り0.4%のリターンを、あなたはどう思いましたか??
ちなみに、インフレを考えると…
国が今の経済状況下で、毎年2%のインフレを達成しようと頑張っているわけですが、
もしこれが達成されるとするならば、やはり最低でも2%以上の利回りがないと、結果マイナスになるという事ですね。
悲しいかな…保険での積立は、長期の積立をしたとしても、結果増えていない事がわかりました。
どうか、返礼率に惑わされないで、あなたの大切なお金を、しっかり働かせましょう♪
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