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男性も女性も楽しめるVRゲーム「ディスクロニア」って知ってますか?

1、はじめに

VRゲームはご存知ですか?
知ってる方も多いと思いますが、VRゲームとは、専用のゴーグルを着けることで、360°バーチャルの世界に全身でダイブしながらプレイすることができるゲームです。
近年では、バイオハザードなどの有名タイトルがVR化したりと、VRゲームがどんどん注目を浴びるようになってきましたね。

そんなVRゲームですが、2022年9月23日に発売した最新タイトルがDYSCHRONIA: Chronos Alternate」(ディスクロニア:クロノスオルタネイト)です。

(3エピソードに分かれて発売される予定であり、2022年11月現在で、エピソード1のみ発売されています。)

この記事では、そのディスクロニアの紹介と、エピソード1をクリアした感想をお伝えしようと思います。
ネタバレは避けますので、安心して読んでくださいね。

2、「ディスクロニア」ってどんなゲーム?

「MyDearest株式会社」と「株式会社イザナギゲームズ」の共同開発による、「VRノンストップ捜査アクション / シネマチック捜査アドベンチャーゲーム」です。
遠い未来で栄える海上都市「アストラム・クローズ」を舞台に、プレイヤーは特別監察官「ハル」となって殺人事件の捜査を行い、真相を究明していきます。つまりディスクロニアは簡単に言うと、未来の犯罪捜査を楽しむことができるゲームです。

百聞は一見に如かず。ゲームの雰囲気を知りたい人は、こちらのPVをご覧ください。(ページ移動はありませんので、安心してクリックしてくださいね。)

いかがですか?ワクワクする世界観だと思いません??
VRでディスクロニアをプレイすれば、この世界に全身で飛び込むことができます。

※なお、このゲームは「東京クロノス」「アルトデウス」というVRゲームの続編タイトルなのですが、世界観が繋がっているだけで、舞台も、時間軸も、登場キャラクターも、ストーリーも、ゲームジャンルすらガラッと違う作品となっていますので、過去作品をプレイしていなくても全く問題ありません。いきなりディスクロニアをプレイしてもらって大丈夫です。

3、魅力的なキャラクターたち

ディスクロニアでは、イラストレーターLAM先生が原案の、魅力的なキャラクターたちが多数登場します。
男性キャラ5人、女性キャラ5人と、バランスの良い男女比でキャラクターを用意してくれており、しかもそれぞれがとても魅力的で個性的です。
男性プレイヤーも女性プレイヤーも、きっとお気に入りのキャラクターが見つかると思います。
出演声優さんたちもとても豪華で、主人公ハル役の千葉翔也さんを始め、人気の声優さんたちが多数ご出演されています。

4、キャラクターたちとの触れ合い

VRゲームの素晴らしいところは、この魅力的なビジュアル、魅力的な声のキャラクターたちが、立体的に、等身大で目の前に存在し、プレイヤーに接してくるという点です。

(正直、良い意味でヤバいです。かく言う私も、推しキャラと会話するたびにドキドキしてます。)

私はこれまでも東京クロノス、アルトデウスでこのシリーズの様々なキャラクターたちと会話し、触れ合いながらゲームをプレイしてきましたが、今作のディスクロニアでは、キャラクターの存在感、現実感、触れ合い要素がさらにパワーアップしていたように思います。

まず、キャラクターがいる方向から声がきこえるキャラクターが視線を送ってくれる(自分自身が動いても、目で追ってくれる)、360°色んな方向からキャラクターを見ることができる(例えばしゃがんで下から見上げることもできる)のは、前作アルトデウスでも実装されていた素晴らしい点です。

さらにそれに加えて、特定キャラクターの頭を撫でることができるキャラクターたちがリアリティのある様々なポーズ、仕草を自然にしてくれる、というのが今作の印象に残った点でした。

まず、リリィという可愛いマスコットキャラクターのような存在が、いつも主人公のそばにいて捜査をサポートしてくれるのですが、そのリリィの頭をナデナデすることができるのです。
手を伸ばすと、グラフィックを突き抜けるのではなく、ちゃんとリリィの頭に手が吸い付いて、頭の形に沿って撫でることができます。
これがとにかく可愛い!愛おしい!

また、キャラクターたちの仕草については、キャラクターがただ立っているだけでなく、さらりと体の重心をずらして体勢を変えたり、肩をすくめたり、凝りをほぐすような仕草をしてみたりと、色々な動作やポーズを取ってくれます。一つ一つは些細で目立たないものも多いのですが、逆に目立たず自然に、違和感のない佇まいや仕草を表現しているのが素晴らしいと思いました。

この、存在感溢れるキャラクターたちに囲まれながら物語を進めることになるので、ストーリーへの感情移入が格段に強くなります。

5、美しい夢の世界、「拡張夢」

ディスクロニアには、「拡張夢」という夢の世界(人々が見る夢を統合した世界)が登場し、プレイヤーはこの中で人々の夢に触れ、その声に耳を傾けながら、監察官としてメンタリングを行います。(人々の心の安定のために働きかける仕事です。)

拡張夢は、発光する魚たちが空中を遊泳する大変美しい空間で、この作品の見どころの一つと言えます。
ただただぼーっと立って眺めているだけでも楽しいし、癒される。そんな場所です。

6、パズルを解きながら、楽しく捜査!

さて、肝心のゲームシステムのお話です。
ディスクロニアは、パズルを解きながら殺人事件の捜査を進めて行くのですが、これがとても楽しい!

過去に干渉する「メモリーダイブ」という能力を使ったり、アイテムを入手したり、色んなものを操作したりしながら、様々な仕掛けを解き、事件捜査に役立てます。脱出ゲーム、謎解きゲームなどが好きな人は、きっとこのゲームも刺さると思います。

ちなみに、個人的には、パズルの難易度は易しめだなぁと感じました。まだエピソード1ということで、序盤だからなのかもしれません。行き詰まることなく、気持ち良く進められるという意味では良かったと思います。

7、身を潜めながら敵の監視をかいくぐる!

ディスクロニアでは、敵に狙われているような場面で、しゃがんで物陰に身を潜めたり、アイテムを使って相手の注意をそらしながら、その場からの脱出をはかる、という「ステルスパート」が存在します。
(個人的にはちょっと苦手な分野なのですが、好きな人、楽しいと感じる人は多いと思います。)

敵の行動パターンを読みながら、適切なルート、注意を引くタイミングなどを考え、実践していくことが必要になるので、それなりに頭を使って攻略する必要があります。頭の中で計画したとおりに操作するセンスも必要だと思います。

ちなみに、VRでプレイしているので、臨場感が違いました。ドキドキでした。

難易度的には、ちょうど良かったかなと思いました。
というか、私の場合は、行動のタイミングやルート選びがあまりうまくいかなかった部分があり、最後の方はゴリ押しでギリギリで攻略しました(笑)。こういうのが得意な人は、もっとスマートに攻略できると思います!

8、審問パートで真相を解き明かす!

ディスクロニアでは、集めた証拠、突き止めた事実をもとに、事件の全容、犯人を推理し、最高権力である都市管理AI「ユースティス」を説得する「審問パート」があります。

私はもともと、逆転裁判や逆転検事などのゲームが好きでプレイしていたので、そんな感じなのかな、というイメージを持っていましたが、近いものはあっても、全く同じというわけではなく、オリジナリティのあるゲームシステムになっているな、という印象でした。
あれこれ操作する楽しさがあったし、ディスクロニア独自の世界観が上手く盛り込まれていて良かったと思います。

これまで調べ上げた証拠や事実を紐づけ、事件の日に何が起きていたのかを推理し、整理しながら、ユースティスや他の聴衆が納得するよう説明し、証明していくパートなので、裁判ものや推理ものが好きな人は楽しめると思います。

難易度的には易しいかな、と個人的に思いました。初心者に慣れてもらうという意味では、先ほどご紹介したパズルパートやステルスパートも含め、(少なくとも現時点では)ちょうど良い難易度かなと思います。
今後、エピソード2やエピソード3でどのようになっていくのか、期待したいと思います。

9、エピソード2が間もなく発売!

さて、色々と感想も交えながらディスクロニアのエピソード1をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも興味を持っていただけたでしょうか。

個人的な感想を言うと、東京クロノス、アルトデウスのときより、色んな部分がパワーアップしているなと感じた一方で、自分の中でこの作品が心に残るものとなるか、そうでないかは、最後までストーリーを見てみないと分からないなとも思いました。

事件を追っていくのは面白いし、過去のシーンで切なくなって泣いた場面もありましたが、まだまだ物語の全容が掴めないので、今の段階で「最高のストーリーだ!」とはなかなか言えません。
(ちなみに、東京クロノスとアルトデウスは、いずれもボロ泣き必至の最高のストーリーでした。)

エピソード2が12月9日に発売するとのことなので、続きを楽しみにしたいと思います。
たぶん名作!!になると思う!!

10、来年switch版も出るぞ!

2023年、エピソード3の発売とともに、全てのエピソードを詰め込んだswitch版も発売されるようです。
VR機器を持っていない(購入予定もない)人は、switch版を是非プレイしてほしいなと思います。

VRゲームはとても楽しいゲームですが、残念ながら、女性ユーザーが少ないなという印象があります。東京クロノスやアルトデウスも含め、このシリーズのゲームは男性でも女性でも楽しめるゲームなだけに、凄く勿体無いことだなと感じています。

その点、switchは男女問わず沢山の人たちがプレイしているハードだと思われるので、switch版が発売することで、ディスクロニアに女性ファンが増えるきっかけになればいいなと期待しています。
もちろん、これまでこの作品のことを知らなかった新規の男性ファンも大歓迎です!
VRだからこそ面白い部分、感動できる部分が沢山あるので、できればVRでこの作品を体感してほしいというのが本音なので、そのままVRゲームの方にも興味を持ってもらえれば万々歳
お仲間もっと増えてほしいです!!

11、最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
もうすぐエピソード2が発売ということもあり、このシリーズのファンの一人として、少しでも多くの方に興味を持ってもらえたら嬉しいなと思い、この記事を書きました。
見所が沢山あるゲームなので、まだまだ語りきれないことも沢山ありますが(音楽の素晴らしさとか、VR酔いしない配慮とか、ファンを喜ばせる要素とか色々。)、大まかにでも、魅力が伝わっていたら幸いです。

一緒に楽しく!!
ゲームしましょう!!!
よろしくお願いします!!!


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