母の喜ぶ顔がやはりみたいから

手作りの食事

母はいつからか手作りの食事で食卓を彩る。

おそらくわたしたちきょうだいが成長し自立し家をでて、父との夫婦二人暮らしになってから

なおのこと、家での食事が手作りになったのだと思う。

野菜の煮浸し、豆腐のハンバーグ、金平ごぼう、那須の煮物。。そんな家庭料理が今でも遊びにいくと食卓に並んでいる。

母は70歳代1人暮らし、デイサービスに通い整えている。

血気盛んだった頃の面影はまったくなくて、隣近所と調和して仲良しで

「手作りのお味噌なんだって。今日お隣さんからいただいたの。いっつもいただいてばかりで」

先日仕事もあり、急に娘と立ち寄ったときもそんな様子で穏やかでした。

子育て期を、よく支えてくれた。父も母に甘えん坊だったのでよくがんばったんだと思う。

また、娘の顔をみせにこよう。

それが一番母がよろこんでくれる。

けれど、思い出す。職業が保健師の女性は『孫がいて可愛がってくれている母も結局は娘のわたしが可愛いんだよね』と。

母を喜ばすことをしていきたい。
どんなにがんばっても母の残された時間はある。

母の笑顔がわたしもみたい


原点にたちかえろう。誰がいてくれたからここにわたしがあるのか。

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