3. Let’s go for Dream!/さあ行こう!夢のために

夢を持たせる事のできる人になる。

ひとりの人間の夢があった。

でも、冷静に考えてみると、
人に夢を持たせるという事なんて、
そうそう容易な事ではないだろう。
「果たしてそんな事ができるのだろうか」
そんな疑問すら感じてしまう…。

だからといって、不可能であると言い切る事はできない。
きっと努力によっては、
―――できるはずだ。

今までに出会った沢山の人達が、
そしてこれから出会うであろう沢山の人達が、
それぞれに夢を描いてくれる事を願う。
そのために自分が、何かできるのなら―――。
そして、果てしないひとつの夢が始まった。

なぜ、夢を描いているのだろう。

夢を見る人や、夢を叶える人は輝いている。

その人達を見ていると、なぜか胸が熱くなってくる。
あの瞳の輝きが、おしえてくれた事。
人間って、あんなに美しいものなんだね。

「自分もあんな風になりたい」

自分にも何かできる事がある。と思った。
生きるという事を実感する瞬間でもあった。

…自分にも、あの瞳の輝きを。

夢は、自分を認めてくれた。
夢は、青空のように透き通っていて、
心の中で輝いているんだ。
あの少しの曇りもない、瞳の輝きのように。

素晴らしい人生や生き方を考えた時、
夢を持ち、夢へ向かっていく事だと思った。

夢だけが、すべてではないのかもしれない。

しかし、少なくともその答えのひとつが、
夢なのだと信じていてもいいはずだ。
なぜなら、あの瞳は嘘をつかないから。
人を不幸にしたり、裏切る事はないから―――。

夢を叶える事のできるのは、人間だけ。

自分らしく生きる事は、
まだできないのかもしれない。
でも、人間らしく生きる事ならできるはず。

夢かなえるために歩く事。
それは、かけがえのない生き方の始まり―――。

だけど、なにも特別な事ではない。
そう、誰にでもできる事なんだ。
どうしようもなく当たり前な事。
だからこそ、忘れかけていたんだ…。

夢を叶える事を、言葉で表すのは簡単。

しかし、夢を叶えるまでの道のりは、
予想以上に長いもので、
多くの困難が伴うものであるのかもしれない。

まして、夢が大きければ大きいほど、
夢を叶えるための努力も大きくなる。
もしそうなのなら、夢を叶えるまで多くの困難も、
大きくなるという事になりかねない。
それが一体、どれだけ大きいのか想像もできない…。


でも、くじけないよ―――。

それらより大きい何かを夢は教えてくれるから。
夢見る人の瞳の奥にある輝きが、そうであったように。

夢のために努力する事が嫌になるかもしれない。
その時はどんな夢にも秘められている、
叶うという可能性を信じてほしい。
叶えるまでは、信じる事しかできないけれど。

信じる事が、すべての始まりだから―――。

夢を叶えようという意志がなければ、
夢を叶える事はできない。
どんな困難にもくじける事のない、
強い意志が必要なんだ。

努力なしに夢を叶える事ができるはずもない。

だからといって、夢を見る事ができる、
夢を叶える事ができるという可能性は、
つぶさないでほしい。
はじめから、できないと決め付ける事は乱暴で、
あまりにも無意味な事である。

考え方ひとつで、夢をかなえる事が、
思っているより困難になる。
しかし、思っているより容易にもなる。

不可能を可能にするのが夢なんだ。

夢が叶うのか、それとも叶わないのか。
それは、自分が決める―――。
夢は夢見ているその人のものだから。
夢は叶うものではなく、叶えるものだから。

夢を見る人や、夢を叶える人は輝いている。

その輝きが、決して他人に知られる事のない、
夢への力によって生み出されるものならば。
夢に向かっている姿が、夢をかなえようとする想いが、
人の心を動かす事がある。

誰かに夢を持たせる事はおろか、
誰かの夢を叶える事もできるかもしれない。

そうだよ。あの瞳の輝きは、
たえず周りの人たちを変えてきた…。
いつか夢が自分の中を飛び出す―――。
その時すでに、夢を叶える事は、
ただひとりのためだけではなくなるんだ。

ここにある、果てしないひとつの夢も叶う。
この手で叶えてみせるから―――。

いくつもの、夢に込められた願いとともに。
夢の中にはいつも「感動」が、「優しさ」が、
夢の周りには「幸せ」があふれていますように。

「さあ行こう!夢のために」という言葉に、
そんなひとつの願いを込めて。

少しずつ夢に向かっています―――。

まだ、歩き出したばかり。
この先どんな事が起こるのか、わからない。

夢を投げ出そうと思うくらい辛い時には、
いつかしれない夢の叶う日の事を考えてみます。
だから新しい夢に出会った時には、
まずこの言葉を口に出してみます。

その日を信じて―――。

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