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♻️アップサイクルを実践してみた🍹

こんにちは、Ay運営メンバーのともみです🙋‍♀️

今回は先日開催されたAy主催のアップサイクルを体験する
「ハギレワークショップ」の様子についてお伝えします!
アップサイクル初心者の方から、エシカルファッションを広める活動をしているという方まで、様々な方々が参加してくださいました☺️

今回のワークショップではAyのお洋服の製造過程でうまれたハギレをアップサイクルして、みんなでおしゃれなタンブラーを作成しました✨

アップサイクルとは
アップサイクルとは、「古くなった物、不要な物を素材としてそのまま利用し、デザインやアイデアなどで付加価値をつけて新しいものへと生まれ変わらせるものづくり」の事です。
リサイクルでは廃棄されたペットボトルを新しいペットボトルに再生したり、糸に作り替えて新たな物の原料として再利用したりしますが、アップサイクルでは不要になった物の素材感をそのままに、新しいものへと生まれ変わらせます。不要なデニムを利用してバックを作ったり、廃棄される木材で机を作る事などもアップサイクルです。


🎥映画「TRUE COST」

これは衣服に関する物語で、私たちが着る服や衣服をつくる人々、そしてアパレル産業が世界に与える影響の物語だ。これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。全世界へと広がっている複雑な問題だが、私たちが普段身に着けている服についてのシンプルな物語でもある。この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでになかったドキュメンタリー映画だ。この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、世界中で 撮影されたもので、ステラ・マッカートニー、リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへのインタビューが含まれている。またフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、まず身近な衣服から変革を起こせるのかもしれない。

この映画がきっかけでファッションの裏側に興味を持った方もいるのではないでしょうか?

私たちが大好きなファッションにおける現状を知り、これからどのようなアクションができるのか考えていきたい!そう思い、このワークショップを企画しました💻

🚮日本の衣服における大量廃棄の現状

当日はまず初めに、Ay運営メンバーのまいさんから「日本の衣服における大量廃棄問題」についての講義をさせていただきました。

日本での衣服廃棄量はなんと年間で130万トンにもなる!
これは、一人当たり年間10kgの衣服を捨てていることになり、Tシャツ30枚分に相当します👕

この背景には、高度成長期以降ファストファッションが浸透したことが挙げられます。使い捨て消費が当たり前になり、企業側は大量生産で利益を得ようとするため在庫処分が増えてしまったのです。

大量廃棄を解決する方法の一つにリサイクルがあります。しかし、日本では廃棄量の僅か3割しかリサイクルされていないという現状があります♻️

✔︎理由として
①安価な化学繊維が浸透したためコストの面でリサイクルをするメリットが無くなってしまったこと
②リサイクルするための技術が不足していること
③エネルギー使用量や費用、手間がかかること
の3つが主に挙げられます

また、リサイクルは衣服に限らずペットボトルや牛乳パックなど、物によっては大量のエネルギーや費用を必要とすることがあります。

衣服の大量廃棄が進むと焼却処分の量が増え、CO2排出量増加につながります。また、廃棄された衣服の途上国への輸出量が増え、結果的に途上国で現地の服が売れなくなり経済への悪影響が出てしまうという問題もあります。

✔︎これらの問題の解決法として
①信頼できる団体(古着屋やリサイクルを行うファッションブランド)に寄付をする
②古着屋から買う
③アップサイクルをする事
があります。

🌍一人一人の小さな行動を変える事が社会を変える

みなさんはどう感じましたか?私たちが身につける衣服、その選択をもう一度考えてみるいい機会かもしれません。

🍹タンブラー作り

講義でリサイクルとアップサイクルについて学んだ後は、実際にタンブラーをつくりました!

みなさん布の色味や柄を考えながら、オリジナリティあふれる素敵なタンブラーを作り上げていました☕️

また、作業中には「ハギレをスマホケースにするのは?」「Tシャツの裾にハギレを縫い付けてポイントにするのは?」などなど様々なアイデアが飛びかいました。実際に、余ったハギレを自分の服に縫いつけ始める方も!
みんなでアイデアを共有しながら作業をする、にぎやかな雰囲気のワークショップでした。

ハギレws

👨‍👩‍👦‍👦ワークショップに対する感想

最後にみんなで感想や意見をシェアしました。
「環境問題、人権問題を共有しつつアップサイクルを実際に体験できて良かった。」
「洋服の製造に関して、デザイン性をとるか、人権かというジレンマを感じた。」
「今まで服の生産の透明性やエシカルファッションについてよく知らなかった。視野が広がった。」
「寄付が途上国の経済への悪影響になってしまう事があると初めて知った。寄付することの難しさを感じた。」
などなど様々な感想をいただきました。

また、今後のワークショップについて、「こんなことをやりたい!」という意見や「また参加したい!」という嬉しいお言葉もいただきました。

👗おしゃれを気持ちよく楽しむ

衣服は私たちの生活や気持ちを豊かにしてくれるパワーを持っています。おしゃれをすることでワクワクしたり、自分に自信を持てたり、笑顔になったり...
好きだからこそ、生産者として何ができるのか、より良い生産方法を実行する、ことが大切であるとAyは考えています。これからも、Ayファンのみなさんとともにおしゃれを楽しみながら、より人にも社会にも良いファッションを考え実践していきたいです!

次回のワークショップもお楽しみに〜!☺️

🙋‍♀️ワークショップ開催依頼・お問い合わせ

メールにて👇
yourclotheschangetheworld@gmail.com



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