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私が弱いから


日記


3月のこといろいろ。

少しずつ書いて、下書きに溜めておいたのですが
後半にかけて乱雑すぎる文章になってます。
下旬になるにつれ混乱でどうしようもなくなっているのがそのまま表れているということかもしれません。ということでそのまま出すことにしました。
すみません。



三月初旬
引っ越しブルーになりました。
恐らく人よりも考え方がネガティブに走りやすかったりこれまで悩みの多い人生を送ってきたおかげで、自分が病んでいるかどうかに気づく感度が上がってきました。

幾度となく試したチェックリストの項目にある、“意味もなく涙が止まらなくなる”や“何もやる気が起きず起き上がることすらできない”等を一通りやり終えて、あぁこれは病んでいるなぁと自発的に気づくことができるようになりました。
初期って、気付けないことも多かったからこれは成長。

ただその憂鬱感を掘り下げて原因を突き詰めれば、それは引っ越しにまつわる作業により心身共に疲弊してストレスを感じていたからに他ならず、全てが落ち着けばまた前を向けると自己暗示をかけていた日々でした。

新居は昨年建ったばかりの綺麗なマンションで、設備も充実しているし、不満なんてないはずなのに、帰ってくる度に全然知らない人の家に帰っているような感覚になり、そこへ安心感を抱くことはできず空虚感に襲われました。

居場所というのは、形式的にここを居場所とするんだと決めて勝手に仕上がってくれるものではなく、その場所で生きることを繰り返す中で身体が自然と覚えてようやくはじめて心の拠り所となるのだということに気づきました。


気持ちが沈んだ日には決まって、心を病んで立ち止まっていた日々のことを思い出します。
またあんな風になってしまうのだろうか、死を意識する毎日がまたやって来るのだろうかなどと余計な妄想を繰り返していました。


引っ越しも落ち着き、買い換えた家具たちも少しずつ揃い始め、役所への届出等面倒な用事も片付いてくると少しずつ心穏やかに過ごせる日が戻ってきました。


ただ、今度はまた新たな悩みが生まれます。

仕事に行くのが苦痛でたまらなくなりました。


2月より、以前ずっと別のお姉さんを指名していたお客様を引き継ぐという形で、自分を指名して頂けることになりました。
(そのお姉さんは卒業され、別のお店に移店されました。)

いつもよくしてくださったお姉さん、そしてそのお客様、はじめは久しぶりに会えたことそのものが嬉しかったのですが、わたしの中ではその人はそのお姉さんのお客様であり、ある意味おまけ的存在で居座らせて頂いていた時間と、自分が主体となり空気を作らなければいけないとなった今とでは、考えることも気にすることも感じるストレスも桁違いでした。


使う金額の大きいことと言ったら。
その人の使う金額だけで、私はあっという間に一番になってしまいました。


だけどそもそも、一番になりたかったわけではない自分がいて、できれば目立たない中間ぐらいにいたい自分が居て、そして少しずつ成長できればいいなと考えていたわたしにとっては、その位置にいることが本当に不安でたまらなくなりました。

それに、わたしの中でこの人が一番と思うお姉さんたちを側で見ていたからこそ、自分がそこに居るのは相応しくないような気がして、何度も逃げ出したくなりました。


だけど、そういうわけには行かないことは重々承知しているので、それならばその位置が少しでも相応しくなれるようにならなきゃいけないのでは…?と考えるようになってしまい、何かに取り憑かれたように休みの日も含めて空いている時間を全てお客様たちとの連絡や付き合いに捧げるような1カ月でした。
お客さまといちご狩りに行ったり、お客様の故郷へ案内され幼稚園から中学校までの母校を案内してもらったり、お墓参りについて行ったり。
球場へ野球観戦に行ったり。お客様たちのお花見に参加したり。
退勤してから飲みに行くこともあれば、休みの日に飲みに行くこともあれば、日頃のお礼を兼ねてご飯を食べに行く日や、いわゆる賭け同伴と言われる来店の不確かなお客様との出勤前のご飯を繰り返したり。


一体何に取り憑かれていたんでしょうね。

店長と相談したときのこと。良くも悪くもそこまで数字を気にする必要はないからと言ってくれました。
オンオフの切り替えが苦手なことや、考えすぎてどんどん深く自分を追い込んでしまったり、追い詰めたりしてしまう癖を指摘され、どうすればいいのかを模索するようになりました。


気にしすぎ、考えすぎ、ネガティブ思考に陥りすぎと言われると、そんな自分がいけないんだと苦しくなってしまうばかりで、誰もきっと責めているつもりはないはずなのに、私は自責を繰り返すようになりました。


そして今は、その大きな金額を使うお客様のことをすごく遠ざけてしまいたくなるほど、苦しくなってしまいました。

その方にとってはきっと、お店全体に迎えられているということ、それが一番嬉しいのだろうなという認識でいます。
以前一緒に飲ませて頂いていたのが私だから、私を指名してくださっているだけで、結局自分は飾りなんじゃないか、信頼関係が特にあるわけではない(と思っている)のでいまいち心を開くこともできず。

それでもある程度毎回どれぐらい使うかが決まっているため、お店としても是非ともシャンパンを煽ってほしい席であることもわかっていて。

だけど、それが今の私には本当にストレスになっていて、シャンパンのボトルが空いてもしばらく私が何も言い出さないでいると裏に呼ばれて次のボトルはどうなるかを確認されるその作業が、
もう本当にしんどいです。

わかってます。わかってますから、とイライラをぶつけてしまうことも増えて、そんな自分がまた嫌になり、もうそのお席につくことすら少しずつ嫌になってきてしまいました。


だけどそれを言える人がいないことがもっとしんどくて、そんなことで悩んでいるのと言われてしまうだろうし、周りからするときっとラッキーなお席なんだろうなということもわかります。


ほとんど毎日時間を問わず最低1回、多いときは3回4回電話がかかってきて、出れなければすこし不機嫌になってしまうこともしんどい。

ずっと縛られているようでしんどい。

最近、そのお客様の口から名前が上がった女の子がいて、その子も一緒に呼んで飲みましょうということになりました。


以前も、そのお客様とお姉さんと、追指で私も呼んで頂いての体制があったので、それをもう一度再現したかったのかなぁという思いが垣間見えた気がします。

ただ、私にとってはその子は特別仲がいいわけではなく(悪いわけでもなくて、私は特定の誰かという人が本当にいないだけなのだけれど)

ただでさえも信頼が出来上がっているのかどうかいまいちわからないお客様の席で、また1人信頼の出来上がっていない人が増えて。
それもまたひとつしんどいです。


その体制ができて2度目の来店の際に、いつものようにシャンパンを尋ねると、
「なんでやあの子きてからにしたったらいいやん」と少し強めに言われてしまい、
その子が来た途端に、黒服さんにこの子に一本いつものやつを!と言われてしまいました。

その人の中では、みんなで楽しんで飲みましょうという認識であったとしても、私を指名してくださる他のお客様のお席では、自分がいるからこそボトルがおりるものであって、この席では私は一体何なんだろうを強く強く感じてしまい、にぎやかな店内でとてつもない孤独に襲われました。


耐えられなくなり、裏へ逃げ出し、もう指名変えてもらえませんかね?を店長と相談しました。
でも、お客さんがそう言ってたとしても、指名してる子にバックが入ることをお客さんもわかって言ってるはずだから。指名を変えてほしいなんてこちらから言うのはおかしいから。でバッサリ切られてしまい、誰にも相談することもできず、誰に話したらいいのかもわからず、やっぱり私が間違っているのかなぁ、わたしの受け止め方が良くないのかなぁ、他の席で甘やかされているだけなのかなぁ。もうどうするのがいいのかわかんないや、になりました。


自分でもわからない何かに取り憑かれているせいで、身近な人にイライラをぶつけてしまうこと、強く当たってしまうこと、余計な気遣いで混乱させてしまうこと、それが本当にかなしい。そんなことが言いたいわけじゃないのに。
一緒に着いてくれている女の子だってきっと、わたしとその方とがたまによそよそしいのにきっと不安を感じているかもしれないし、無理をさせているかもしれないし、必要以上に気遣わせてしまっているかもしれないし、それだったら他の席に着いてフリーをつかまえたいと思っているかもしれないし、

でもそれを店長に話すと、考えすぎの一言で片付けられてしまうし、じゃあわたしやっぱりこの仕事自体が向いてないのかもしれないなになって。

早くやめてしまおうという結論になってしまう。


私は何を間違っていて、なにをどうすればもっと楽になれるんでしょう?


30日、ずっと前から楽しみにしていたアーティストのライブがあったんですが、その方の来店を断れず、その日はライブがあって休むことを以前伝えたはずなんだけどなぁと思いながら、悩んだ末に出勤を優先し、結局ひどく傷つくことになり、それでもなお休むべきだったのか、出勤してよかったのかを自分じゃ決めきれず、自分の意志の弱さを痛感し、人を優先しすぎて壊れてしまっては意味がないからと諭され、もう自分がどうしたいのかもわかりません。


以前通りの週4出勤で、生活費も塾の月謝も必要な貯金もできる予定なんです。特に物欲があるわけでもなく、稼いだお金はほとんど全て貯金口座に振り込まれるだけで。
このストレスを感じなくて済むのなら、もうお金はいらないので指名を変えてほしい。
それができないなら辞めてしまいたい。

壊れる一歩手前を行ったりきたりしています。
私はどうすればいいんでしょう




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