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流行りって、なんだろうね



Twitterで、ある言葉と出会った。

「流行りって追うには短すぎるし、追わないには長すぎて辛くないですか」


しまった、また人生の解像度上がっちゃったな、と。

本気でそう思った。





追いかければ追いかけるほど、どこかで本質を見失って。過ぎ去るのを待てば待つほどに、鮮明に映ってしまう。


それが流行だよなって。最近感じる。







人生には"流行"がある、とつくづく思うのです。
6歳、ランドセルを買う。18歳、制服を脱ぎ捨てる。21歳、スーツを着る。といった感じに。この年になると、周りが皆こういうことをする。だから私もこうしよう、とね。


そして21歳になった私は、つくづくこう思うのです。
流行についていく方が圧倒的に楽なんだよな、って。

マネキンに着せられている服を見繕えば、それなりに今風になれるように。






こういう話をしているとき、私はサルトルを思い出す。

『人間は自由の刑に処せられている』

ジャン=ポール・サルトル

この言葉に重みを感じるようになってしまったか、と。

すこしだけ、悲しくなってしまった。

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