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12月に入って今更書くDevelop One's Facultiesのこと

みなさまごきげんよう〜〜〜〜!!!
とても久しぶりのnoteになってしまいました。

Xこと旧Twitterをフォロー頂いている方は既知の通りではありますが、2023年10月1日、私の大好きで大本命で、もはや人生と言っても過言では無いDevelop One's Facultiesが同年12月20日の9周年をもって活動終了することが発表されました。

現在12月も半ば、活動終了まであと2週間。
いよいよDOFの活動も(そして自分の体力も)大詰めになってまいりました。

一息つく間も、ほっとする暇もなく、ありとあらゆるライブやイベントを追いかけ回し、仕事へ行ってはライブ、また翌週も仕事に行ってはライブ、その翌週も…

と、目まぐるしい日々を毎週繰り返しているうち、いつの間にか、どこもかしこもイルミネーションだらけでキラキラしていて街中やお店ではクリスマスソングが軽快に流れていて、
かたや自分は好きなバンドのライブで毎週遠征でギリ人間保ててるかな?ってくらい、疲れで顔はボロボロ体はへちゃへちゃになっていて、世間との乖離を感じています。

最初こそ、このほとばしる熱い気持ち、そして毎公演noteにまとめたい!と気合いだけは充分だったのですが、如何せん体力がないためnoteには有象無象に「タイトル未定」の書きかけの記事が山ほどあります。すまん、書けない、無理!

ただ、このドロドロのへちゃへちゃのままで終わるのは良くない、本当に良くないよ!!!と思ったので、北海道公演を目前とした今日、このnoteは世に放つことができました。
やったね!よかった、いつの間にか年末の世界線じゃなくて。

私にとって、Develop One's Facultiesが終わるということ

10月1日21時ちょうど、Xに名を変えたばかりのアプリから1件の通知が届いたのがもう2ヶ月前。

活動終了の文字を見た時、心底驚きました。

これは、この発表を見るまでずっと「ここまで来たら、10周年までいくしかないやろー!いくどー!!!」と私が勝手に思い込んでいたからなのですが、それにしても急も急だなと思ったし、12月20日の9周年で終わるということよりも、その発表時点であと活動が2ヶ月弱しかないということに「え、エ、エェ……?」と狼狽えるしかなかった。

そんな急な発表に驚きつつ、私が次に思ったことは、悲しむわけでもなく怒るわけでもなく「お疲れ様」と自然と労りの気持ちだった。
なんか、遅かれ早かれそろそろ来るんだろう、って頭の隅では思っていた。

だって、9年って改めて振り返ると、本当に長い!
本当に本当に、色んなことが沢山あったなぁ。

DOFが活動している間、色んなバンドが解散したし、
もしかしたら5周年も迎えられず解散していたかもしれなかった。
色んな人がファンになって、色んな人がファンを辞めていった。

もちろん、活動が終わることは非常に残念ではあります。
ただこんなに頑張ったDOFのみんなに対して、「なんで終わりとかそんなこと言うんだよ、勿体無いよ!もうちょっと頑張ってよー!頼むよー!!」なんて、言えるわけがないとも思いました。

だって、メンバーだってDOFのことめちゃくちゃ好きだし、ファンよりファンしてるし、DOFをDOFたらしめるために色んなものをDOFに捧げて、そういう場面を見てきたなりに、きっとこの終わりを決めたことも、ファンや周りの人たちに活動終了を伝えることも、さぞ辛かったろう、と勝手ながら想像して思います。

だから、お疲れ様というのと同時に、9年間続けてくれてありがとうね!!!本当に!!!と、思った。
ありがとうね、本当に!感謝しても、感謝してもし足りないくらい思ってます。

どれだけ、Develop One's Facultiesというバンドと音楽に助けられてきたことか。

リリースがあってライブがあって、ずっと色んなものを差し置いて私の世界の中心にDOFがいたし、DOFがいたからこそ頑張れてきたことが沢山沢山あったので。

私は細ーく、長ーく、ファンしていた人だから、行ったライブの本数はファン歴長いわりに正直ぜんぜん少ないと思います。(活動中に1年海外で住んでいたのもあるので)

初めてDOFをライブで見た2015年1月から起算すると、来る2023年12月20日までの約9年間、こんなに長く応援できたのは、紛れもなくずっとDOFがかっこよく居続けてくれたからで、なんなら本当に今やっているのがラストツアーなんて思いたくない、悔しいくらいにマジでかっこいい、唯一無二すぎて代わりがきかなかった以外の理由の他ないと思っています。
世界観こそ独自にあるにしても、結構手作り感もあるバンドだし、人間離れしてそうで、実に人間くさい、本当に不思議で、後にも先にも同じようなバンドが絶対に現れないって言い切れるバンドだとも思う。ネジもいるし!

今またイヤイヤ期きてるから活動終了が本当に無理のターンになってるけど、でもDOFだけが4人の人生の全てではないから、終わりという区切りでもあり、4人の新しい人生の門出でもある12月20日はできうる限り笑って見送りたいし(そうは言いつつ情緒が徐々におかしくなっていてライブ2回に1回はオンオン泣いてるので、このままだと代官山UNITは泣きながら爆散するとは思う)、残り少なくなってきたライブ、より1曲1曲噛み締めて聞いていくつもりです。

今回のツアーは、「今日のライブが今までで1番よかった!」を叩き出してくれるので、最後の最後になんてもの見せつけてくれるんだ、最高すぎるだろーーー!!!と毎公演なっています。
地方最後の公演となるこれからの北海道2公演も俄然、期待値高めで行ってきます。

高めあった結果の最後は

今回のツアーで、必ず演奏されている曲があります。
ラストシングル、バンド名を題した「Develop One's Faculties」。

ツアー会場限定でリリースされているのですが、その曲の冒頭に、こんな歌詞があります。

君の命にお邪魔をして
随分長い事経ちました

僕等の命はどうでしたか
高め合った結果の最後は0になるんだ

ライブで初めて聞いた時、ゼロ?!聞き間違いかな?!?!!と思った。
ツアー会場限定のCDなのもあって、ライブ先行で聴いて、いつもの、歌ってる曲の歌詞と歌詞カードに書いてある詩が違うやつかと思った。
家に帰って、CDを開封して、歌詞見てもちゃんと「0」と書いていた。

0…?

高めあった結果、0……?!

ラストシングルの歌詞で、とんでもない殴られ方です。
ただ、この歌詞については、ツアーの岡山公演で触れていて、

「0っていうとマイナスな感じで捉えられてしまうかもしれないけど、ここでの意味は、数字の0のことじゃなくて、俺たちの音楽とみんなが繋がっていって、大きな輪になって、それがずっと続いていくって事だから」(ニュアンス)

とのこと。

でも、(いや、yuyaさんが、"音楽で繋がって輪になって続いていく"って意味で、マイナスイメージが先行する、この「0」って単語を、しかも最初の印象的なこのフレーズにわざわざ充てるのかな?)と、この曲を聴きながら考えていて、個人的にツアーの宿題にしていました。

そしてまとまったので、発表します。

まずyuyaさんは、松岡修造ばりにアツい男なので、「この4人とお前らがいたから!俺たちは100にも1000にも、何にでもなれるんだ!そうだろー!!!」って言いそうだし、音楽に対してとても真摯に向き合い、そして純粋な人だと思ってる。

それこそ曲を作り、散々放つ言葉に歌詞にツアータイトルにライブタイトルに、放つ全てに意味を持たせたasserterという位置のyuyaさんが「今までの活動を通した9年の結果」を「0」という表現をするのかな、なんかもっと違う単語だってあっただろうし、なんで「0」という表現になったんだろう…っていうのがまず浮かんだ疑問でした。

岡山で説明されたけど、実際の歌詞と、説明のチグハグ感の違和が凄くて、だから真剣に「0について今一度考えよう!」と思った。

「0 意味」
「ゼロ なんでゼロ」

凄くググった。
(この羅列の時点で、はちゃめちゃに面白い)

はてさて結局「0」とはなんなのか?と調べていくと、「0」とは「無限」という意味や定義も存在するらしい。

たとえば、数字で表現すると、
99.9999999999999………=100
という風に、無限に続く数字は「0」に置き換えることができ、イコールで結べるというもの。無限の置き換えとなるのが「0」という記号だそう。

即ち0は、一般的に周知されている①何もないという意味だけではなく、②限りがない、無限であるという意味があるということがわかりました。

とするならば、このラストシングル「Develop One's Faculties」の歌詞においては、②の意味合いで使われていて、岡山公演のあの説明に繋がったんじゃないか、であれば「高めあった結果の最後は0になるんだ」の表現も、ちゃんと理解できた気がしてスッキリしたよ!という話をここにおいておきます。

また、この「0」を敢えて充てたのは、
DOFの活動終了を、「何も無くなった」「失ってしまった」とマイナスに捉えるか、
別れを成長に繋げプラスに働きかけて自分の糧にするのか、

それは人それぞれで、たとえバンド自体の活動が終わってしまったとしても、DOFの曲を聴いて、過ごした思い出を大切にして、みんなが忘れないでいてくれる限り、DOFと出会った君との縁は無限に続いていくんだよきっと、それは君達の考え方と意思次第である、というyuyaさんなりのファンへのメッセージのようにも思います。

だから、「心と心が繋ぐ日まで」

そう解釈をすると、すごく素敵でロマンチックだと思うし、そういう捉え方もできる歌詞を書けるyuyaさんと、DOFが好きでよかったと思います。
この個人的な解釈と気づきに行き着いたのがこないだの仙台公演だったので、聴ける機会はあと残り3回となってしまったけど、より大切に聞いて、4人とも目に焼き付けて、心に大事に仕舞っていこう、と念が強くなりました。

それでは、わたくしスーパー関西人なので、文章の最後に必殺技、いかせていただきます。







まぁ、知らんけど…

と言うわけで、ラスト地方の北海道、続くイベントライブ、そして周年、無事駆け抜けてまいります。

地元大阪の思い出は、別でまとめたいけど、活動終了前にはまとめたいな、ほな、行ってきます!

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