見出し画像

デザイナー視点:スタートアップのプロダクトデザイナー採用(🇺🇸の場合)

先日、日本である事業を創業者した元同僚とデザイナー採用について話す機会があり、私のアメリカでの転職活動の経験も役に立つかも?と思い立ちまして。アメリカでのスタートアップのデザイナー面接経験を書いてみる事にしました(求職者側の視点です)。デザイナー採用を控えているスタートアップ側の方などに参考になれば幸いです。

ただし、主にUX Designer/Product Designer側の視点を、実際に私が経験した採用フローをもとに書いていこうと思うので、かなり私の受けた企業に偏った情報だということをご理解ください。

**この記事で使う「スタートアップ」の定義は難しいのですが、私が受けたのは、主にアクセレレーター卒業直後で最初のデザイナーを探している所、創業から5-10年くらい以内で、2−3人目のデザイナーを募集している所、同じくらいの創業年数でもある程度組織もデザインチームも固まっている所です。

こんな事を書いていこうと思います。

・デザイナーへのアプローチ

・インハウス vs 外部コンサル

・デザイナー採用フロー:スタートアップ&大企業

・スタートアップのデザイナー職

・デザイナー側が知りたい事

・デザイナー視点の採用戦略

不特定多数向けにする話でも無いので、有料にします。ターゲットはスタートアップ創業者もしくは米国のスタートアップで働きたいデザイナーと限られており、会社情報は公開しませんが、採用フローはセンシティブなものだと考えている為です。

なのに何で書こうと思っているか。個人的に、将来日本から海外展開を目指すようなプロダクトのデザインに関わりたいと思っている。そして、日本のスタートアップには強いプロダクトチームを作るチャンスがあると思っているからです。日本ベースで転職活動をしたわけでないので自信無いですが、外から見ている限りソフトウエア開発を外注する企業が多い+日本にデザイン拠点を持つ外資ソフトウエア会社はすごく少ない印象です。米国のように、大手と人材争奪しなくて良いのは大きいと思います。

スタバでコーヒー1杯ご馳走してもらってお話しするくらいのバリューを提供できると良いなぁと思って書きます🙇‍♀️

ここから先は

3,723字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?