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【生徒集客に直結】保護者への報告は攻め?守り?

今日は保護者への報告について書きたいと思います。

学習塾はサービスを受ける人(生徒)と費用を払う人(保護者)が違うという珍しいサービス行だと思います。

そのため、片方の満足度だけではうまくいかないというのがあり、両方を意識していかないといけません。

生徒に関しては、日々塾に通っているので授業の質や学習環境の提供などで満足度を与えられさえすれば、お金が減るという痛みを感じにくいので良いですが、

保護者に関しては、お金を払ってる意味があるのかを知ってもらうということをしなければ不満・クレームにつながりやすいです。

ですので、学習塾は必ず保護者への報告というものが必要だと思っています。

このメルマガを見ている今後開業したいなという方はこのことは必ず意識しておいてほしいです。

今までの一般的な報告手法は保護者面談や電話になっていたかと思いますが、保護者も非常に忙しくなっており、塾に出向くことがそもそも難しいですし、電話も対応できないという場合が多くなっています。

そのため、メールやLINEなどで連絡してほしいというケースが増えています。

私が運営しているアクシブアカデミーでは保護者に全員アクシブアカデミーの公式LINEに登録してもらい、LINEで教室長と定期的にやりとりをしてもらっています。

保護者面談や電話のように濃いコミュニケーションは難しいですが、頻度高いコミュニケーションはLINEの方が圧倒的にできるので、保護者面談などよりも満足度は高いと感じています。

密度や頻度についてはまた書きたいと思いますが、今回お伝えしたいのはこのLINEなどでの報告は何のためにやるのかというところです。

保護者とのコミュニケーションの一般的な考え方は

「退学防止」

「クレーム防止」

などの守りの施策だと考えられています。

実際に、頻度高くLINEなどで報告していれば退学は減りますし、成績が上がらなくても保護者に納得してもらいやすいということがあります。

ですので、成績が上がっていて問題ない生徒には報告は必要ないという考え方もできます。

ただ、これは少し違うと私は考えています。

成績が上がっている生徒こそこのような報告は必要なのです。それはなぜかと言いますと

友人紹介が起きるからです。

生徒の成績が上がっている

順調に勉強できている

志望校に近づいている

という報告が塾から頻度高く連絡が来ると保護者は非常に嬉しくなります。

実際に模試の結果なども上がっているとなるとこの塾に通わせてよかったーとなってくれます。

このような報告をすることで、生徒だけでなく保護者の満足度も一気に上がっていきます。

そうなると、人に話したくなったり聞かれたら通っている塾がいいよという話をしてくれるようになります。

そうすると紹介が起きて、問い合わせが増えるという好循環になってきます。

この流れができると本当に生徒数はどんどん増えていきます。

我々のような高校生を対象にしている場合は生徒からの紹介は意外に起きにくく、保護者からの紹介の方が多いということもあります。

保護者への報告を退学防止のための守りの施策としてやるということはどうしてもやる気が起きなかったり、できるだけやらないでいいかという方向になりやすいですが、

生徒を増やすために、保護者への報告をするという気持ちを持ってやってもらえると、ポスティングに行くよりもはるかにモチベーションは上がるかと思います。

保護者への報告を守りと考えずに、生徒を増やすための攻めの施策と考えてぜひ取り組んでもらいたいなと思っています。

月1回塾の先生から報告がLINEで来るというだけで他の塾よりも多い頻度になりますので、ぜひ取り組んで生徒集客を実現してもらいたいと思います。

今回は保護者への報告は守りではなく攻めの施策だということをお伝えさせていただきました。

ぜひ、参考にしてみてもらえたらなと思います。

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