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個別指導塾の教室長が意識するべき数値とは?

今回は学習塾の運営についてです。

個別指導塾を運営するために、色々数値を意識する必要はあります。

教室長はそれらの数値をしっかり認識して、改善を繰り返すことで成果を上げることができます。

どんな数値を意識しないといけないかを紹介したいと思います。

<営業数値>
問い合わせ→入学説明→体験→入学

これのそれぞれの歩留まりが大事です。

入説設定率
体験率
入学率

これらを数字を集計して、日々改善をしていかなければなりません。

問い合わせから入学する率だけでなく、細かい数値を設定を意識することで、何を改善すればいいかが見えてきます。

また、問い合わせからの入学率が100%に近い教室も意外に多いかもしれませんが、その場合は紹介がたくさんきていて本当に繁盛している教室か、そもそも問い合わせを出す努力をほとんどしていないため紹介しか問い合わせがないというケースのどちらかです。

また、問い合わせが塾ナビのようなポータルサイトが多いと、どうしても問い合わせからの入学率は下がります。これはポータルサイト上での魅力を高めて、問い合わせを増やしているという結果なので仕方ないことではあります。

これらのことを考えると、この営業数値では教室長が一番意識しないといけない数値は「体験率」と「入学率」となります。

入学説明に来てくれた方を入学まで持っていくための数値は上記の2つですので、この数値を徹底的に高めることを意識していきましょう。

<教務数値>
この教務の数値を意識しているという塾さんは意外に少ないのが現状です。授業を提供することがサービスであるという考えの塾では、良い授業を提供することが仕事になるので、教務数値というのは考えないということが多いです。

私はこれは絶対によくない方向だと思います。我々学習塾のサービスは授業をすることではなく、成績を上げることだと思いますので、その結果を出せるための努力をしないといけないと考えるからです。

では、どんな数値を意識すればいいのか?

これは各塾さんで大きく変わってくるかなと思いますが、我々アクシブアカデミーでは一番意識しないといけないと考えている1つは

「通学日数」

です。アクシブアカデミーでは毎日自習室で勉強するように生徒には伝えています。自宅や図書館よりも塾の自習室が一番集中できると考えているので毎日そこで勉強するように生徒には伝えています。

月に25日以上来れている生徒は成績も上がっていきますし、退学もしにくいです。

逆に15日以下の生徒は退学しやすく、成績ももちろん上がりにくいです。

このように、生徒一人一人の状況把握のために、何か1つでも数値を意識するということは非常に大事です。

これだけではなく、様々な数値を意識するべきですが自習室がしっかりある塾さんはこのように通学日数や自習室の滞在時間などを重要指標に入れられるといいと思います。

<満足度の指標>
満足度の指標も様々あります。平均週コマ数、講習参加率、保護者面談参加率などなど基本的に満足度が高くないと向上しない数値は意識しなければなりません。

個別指導塾だと平均週コマ数は特に重要かなと思います。成績を上げるために授業数は必要なケースが多いのでぜひ、意識してもらいたいと思います。

また、保護面談や保護者LINEの返信数なども重要な指標ですので、それらを確認して自塾の状況把握をしてもらえればと思います。

今回は個別指導塾の教室長が意識するべき数値を少し紹介しました。

これらの数値を常に意識して、改善していくことが非常に大切です。アクシブアカデミーでもより良いサービスを提供するために常に進化を目指しています。

少しでも参考になればと思います。

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