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複素効理論2.0

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プラセボ効果と科学の関係を考察する「複素効理論2.0」についての記事をまとめています。
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2020年8月の記事一覧

(あるいは複素効理論2.0)

(あるいは複素効理論2.0)

複素効理論をアップグレードします。

複素効理論って?「複素効理論(ふくそこうりろん)」は、2019年7月刊行の拙著『僕は偽薬を売ることにした』(国書刊行会)で公表したプラセボ効果に関する理論です。

その骨子は高校数学で習う「複素数」のアイデアを参考とし、医薬品が人体にもたらす薬効を薬理作用とプラセボ効果という二軸で捉える考え方。薬理作用を実数(のようなもの)として、プラセボ効果を虚数(〃)とし

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