ライト兄弟とサミュエルラングレー
この物語を知ったのは、サイモンシネックのゴールデンサークル理論をTEDで視聴した時だった。
ゴールデンサークルとは「Why」「How」「What」のパートに分かれるサークル。一般的にはWhat→How→Whyの順に進行する物の考え方や行動が、優れたリーダーや組織は全く真逆に進行すると言う理論である
つまり、世の中でうまくいく物事はWhyから始まると論じている。
引用元:ビジネスのためのWEB活用術。(https://swingroot.com)
その事例でシネック氏は3つ事例を挙げている。
1.アップルの事例
2.マーチンルーサーキングの事例
3.ライト兄弟の事例
その中でライト兄弟の事例がジャイキリ的ピックアップポイントである。
ライト兄弟は世界初の友人飛行を成功させた人物として有名になったが、時を同じくして飛行機の開発に挑戦していた、サミュエルラングレーという人物がいた。
結果的にはライト兄弟が先に友人飛行を成功させ、ラングレーはまさにその日に飛行機の開発をやめたと言われている。
◇ラングレーにあってライト兄弟になかったもの
・ヒト・モノ・カネ・情報といったあらゆる資源
・世間からの注目
◇飛行機開発に対する姿勢
・ライト兄弟:飛行機によって世界を変えたいという夢
・ラングレー:地位と名声
サイモンシネック氏も人々はWhyの部分によって動くと話しているが、Why(つまり夢)は発起人さえも動かし、従業員に語りかける言動も変え、結果までも変えてしまう力があると言えるだろう。
ジャイキリが発生する要素として重要な要素の一つである。
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