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ノマドビザで海外に移住する

私は2024年5月にマレーシア移住を実現させることができました。
マレーシア現地の企業に採用され、就労ビザを取得することで
日々マレーシアで生活することができています。

しかし、ここはマレーシア。
現地採用として働いていますが、日本とは違い首になるリスクも抱えています。
もしも、首になったらどうするのか?ということを常に考えなければいけません。

そこで選択肢の一つになるのが、
ノマドビザと言われるものです。
そこで今回はタイのノマドビザがいい方向での改良が行われたようなので、
タイのノマドビザについてまとめます。

ノマドビザで仕事も遊びも両立へ

2024年6月1日タイ政府はDTV(デスティネーション・タイランド・ビザ)の導入を決定しました。

DTV(デスティネーション・タイランド・ビザ)の導入は、タイだけの動きではありません。
マレーシアやインドネシアなど、東南アジア諸国が次々とデジタルノマド向けビザを創設しています。
その背景には、コロナ後の新しい労働スタイルとしてのノマドワークがあります。

現代は場所を選ばずに仕事ができる時代。
タイは、そんな時代に合わせてノマドビザの要件を緩和しました。
つまり、仕事も遊びも楽しめるハイブリッドリゾートとしての地位を確立し、世界中の才能あるワーカーを引きつけようと考えているようです。

そしてもう一つ、タイ政府のねらいとしては、それは観光業の復活と経済の活性化があげられます。コロナ禍で大打撃を受けた観光産業を再興するため、長期滞在者の誘致に力を入れています。

従来の壁を取り払う:新ビザの改良点

これまでタイでリモートワークをしようとすると、いくつかハードルがありました。

  1. 短い滞在可能期間:観光ビザでは最長でも60日間しか滞在できない。

  2. 厳しい財政要件:「長期滞在ビザ」はありましたが、非常に高い年収が求められた。

DTV(デスティネーション・タイランド・ビザ)は、こうした壁を大きく崩しました。5年有効で、1年あたり最長180日間滞在可能。しかも、必要最低収入の条件が大幅に緩和されました。

新ビザのポイント解説

1. 対象者

  • 20歳以上

  • 自営業者またはタイ国外の会社員

  • 文化活動を目的とする人も対象(例:料理教室、ムエタイ修行)

2. 滞在期間

  • ビザの有効期間は5年間

  • 1年あたり最長180日間滞在可能

  • 1万バーツ(約4万2,796円)で最大180日間の延長が可能

3. 財政要件

  • 50万バーツ(約213万8,781円)の貯蓄があれば OK

  • これまでの年収800万円超という条件から大幅緩和

4. その他の条件

  • 申請料:1万バーツ(約4万2,796円)

  • タイに本社を置く企業での就労は不可

5. 申請方法

  • 多くの国はオンライン申請(eVISA)が可能

  • 日本を含む一部の国は、タイ大使館・領事館での申請が必要




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