タンパク質分子が構造相転移するには、励起状態になることが条件である

生命現象を進行させるのは生体分子機械といわれるタンパク質分子である。物質が固体状態を維持したまま、結晶構造が変化する現象を構造相転移という。タンパク質分子の結晶構造が変化すれば機能が変化する、そのために生命現象を正常に進行させることができなった状態は病気と呼ばれる。構造を元の正常状態に戻すことができれば機能は正常化して健康を取り戻すことがができる。構造相転移という物理変化が病気の本質であり、薬物を使うことなく治療ができる。異なる病気にも共通の法則であるから、うつ病も、喘息も、肝炎も、同じ方法で治療ができることになる。

相転移するためには、エネルギー的に不安定で激しく振動する、励起状態になることが必要である。「量子磁気医学」では、タンパク質分子が磁気により励起状態になる条件を解明している。治療するためには、その条件に合致するように磁気を加えればよいだけである。励起状態になれば構造相転移が起きて、構造と機能は正常状態に戻ることができる。相転移は瞬間的に起きるので即効的完治が可能となる。タンパク質分子の構造が元に戻るだけであるから、副作用が起きるはずもない。副作用がなく即効的完治という治療法が、患者にとってどれほどの朗報であることか。

これまでの磁気治療や、「量子」という語を冠する理論では、構造相転移が起きることも、その条件も論じられることはなかったのである。つまり、ほとんど効果が無いか、ニセ科学ということになる。　　　　　　　　　　　　　　　生命現象を化学反応の集積と考える現代医学では、物理法則による生命統御など認めるはずもなく、磁気で治療など有り得ないと断じられてきた。ところが、量子力学の確立によって、化学は物理学の一部となり、磁性は電子の振る舞いによって生じることが明らかとなっている。これにより磁気により電子の振る舞いを制御すれば、治療が可能であることが確定している。

タンパク質分子に磁気を加え構造相転移させて、機能を正常化することにより治療を行う「量子磁気医学」、これがどれほど重要な治療理論であるか、分かる人物はゼロといってよい。人類にとって最も確実な知識は物理学である、だから、医学も物理法則に基づいて、物理的に治療を行うべきなのである。薬物療法から脱却すれば、不確実性も、副作用もない治療が行える。日常経験する病気の大部分は、体表に磁気を加えるだけで治せる。例えば、うつ病や喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性腸症候群などが1日で完治可能である。どこかにこれを解明した人物がいたら、必ずノーベル賞を受賞することだろう。医学の歴史において最も重要な理論といえる、それほど重要な理論であるが、医師も患者たちも、ただバカにすることしかしない。

病気を治したい、健康になりたいという患者たちに、副作用もなく確実に治せる治療理論を、電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』として公開しているがほとんど読まれていない。この磁気治療理論が、治療法研究の最終到達点といえる。今後、これを上回る有効な治療理論が現れることはないだろう。本当に病気を治したいのであれば読めばよい、読めば必ず人生が変わるだろう。

愚かさゆえに受け入れることを拒否し、自ら不確実で副作用がある治療を選択する患者たち。見たままを解釈するだけの天動説にとらわれ、論理的思考を嫌い、地動説を受け入れなかった人物たちと同じレベルである。天動説が広く人々の常識となるには100年という月日を要した。人の考え方を変えることはできない、正しい理論が受け入れられない。だから、パラダイム転換が完結するのは、そのような人物たちが死に絶えた時といわれている。病気が治らないというペナルティは、患者たちの自業自得というしかない。

トーマス・クーンが『科学革命の構造』を発表してから今年で60年になる。科学研究の実態を描いた、科学哲学において最も重要な著作である。認知バイアスの呪縛から解放されるためにも一読されるがよい。

メカニズムや治療法の詳細は電子書籍として公開しています。　　　　　『ニセ科学ではなかった磁気療法』は、こちらから検索してください。　　　　　⇒　新・とんでも医学備忘録

（注意）
ブログやインスタグラム、電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』から、法則・理論・ノウハウを引用や転載すること、インターネットやSNSに公衆送信することなどは、理由や長短に関わらず全面的に禁止します。著作権法や不正競争防止法違反となり、逮捕され前科が付く犯罪です。