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とある相談

僕は古物商の傍らで
様々な投資案件や、個人個人の困り事なども
マネタイズしている。

マネタイズといっても爆益を得れるほどの
立派なものではないが、
一人でコインランドリーを経営している女性から
「赤字ばかりで全然儲からない。どうしたものか」と相談を雑談交じりで受けた。

場所は大阪の大国町。
聞けば立地は素晴らしいと思い、
「僕の空いてる時間で良ければ何か手伝いますよ」と二つ返事をした。

幸いにもナイトワークの方が多く住む街「大国町」
コインランドリー需要はあるはず。

他との差別化を考えた時に
「コインランドリーの難点は何だろう?」と考えた。

・取りに行くのが面倒
・洗濯と乾燥で時間置きに来ないといけない
・回して仕事に向かうと取りに来れない
いかんせん自分の時間都合で使えない事がネック。
言ってしまえば今や洗濯機の無い家の方が少ない中でいかに利用してもらうかを考えたら、
わざわざお金を払ってでも使いたいサービスが無いと話題性を生めない。
地域密着で構わない。まずは地域の方に必要とされるコインランドリーになる必要がある。

そこで僕は「お預かりサービス」を開始した。
布団や毛布といった大型は別とし、
全ての洗濯物は洗濯ネットに入れてもらい、
それぞれに番号を割り振り乾燥完了後は店舗内にて
一日を期限に預かり、番号札と引き換えにお渡しする取り組みを行った。
勿論有人で成せることなので僕が店番を切り盛り。
お預かりサービスは300円で行い、
どうなるか不安もあったが、徐々に浸透していくにあたり利用者が増えて行った😂

まずは認知され、そして差別化を図り、
必要とされるサービスを提供する。

その地道な毎日で今では3人体制で
少しずつだが利益が乗っかるようになってきた。

全ての事に通ずるのかも知れないが
何事もコツコツの積み重ね。
これに尽きる。

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