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AWSEN×ARUN Online Seminar COVID-19禍で新たに動き出す女性社会起業家 Part 2

Part 1の続き(Part 1のリンク https://note.com/awsen/n/nc2fccfcb0efd)

6. CSIコンテストに参加した理由

渡邊)ありがとうございます。このコロナ禍で直接現場へ行って、会えなかった、見れなかったというところはこのあともう少しお聞きしたいなと思います。次はAyuに質問したいと思います。昨年CSIコンテストでの優勝おめでとうございます。最初の質問は、なぜそのコンテストに応募したのか、二つ目の質問は、中小企業はデジタル化がとても重要だとはいつも思っていますが、それを実行するのはとても難しいと思うので、クレアロギを始める時にもっとも大変だったことはなんですか。そしてそのサービスを実行し、広げるためにまだ残っている問題はなんですか。
Ayuningtyas)ありがとうございます。まず、最初の質問に関して言うと、私たちがCSIチャレンジに応募したもともとの理由は、クレアロギというイノベーション、新しいビジネスモデルを作り、その技術を利用して事業を拡大させたかったからです。以前、Du’anyamはひとり一人の職人とフェイストゥフェイスで会話を行っており、どのように彼らとともに経験と成功を得ることができるのか、このビジネスの影響を広げるためにその学びをどのように使うか、技術そのものがどうDu’anyamを助けているかを内面的に見ることで、なぜ私たちがその方向に進むか、追求するかを明確にしてくれます。そして、コロナウイルスが始まり、生存、成長していくための、デジタル化、技術のより大きな重要性を強く感じました。CSIチャレンジへのエントリーは世界の違う場所から来たファイナリストの素晴らしいアイデアを聞くことで、良いフィードバックや、観点を知ることができました。そのコンテストで優勝できたことは、私たちのアイデアが良い評価を得たという証明になったので、私たちがしっかり正しい方向に進んでいることを認識することができたので、とても価値がありました。

7. デジタル化の大変さ

デジタル化について言えば、最初はとても痛々しかったです。100〜200人の女性と働き始め、私たちが成長できた、エンジェル投資家やそのほかの投資家の方々から信頼してもらえた一つの主な理由として、私たちが良いデータを持っていたことにあると思います。たくさんの人々から、他にもたくさんの社会的企業もあるのにどうやって今の状態を保ち続けているのかと時々聞かれます。他の企業は成功していないとは言いきれませんが、多くは小さい規模でしか活動できていません。その理由として、やはり、データやシステムがあると思います。私たちが200名の織り手を抱えていたとき、みんなレポートブックを持っていて、それに収入や生産量を記録していました。そのシステムは2015年からあります。しかし、1000人の女性となると全てのデータを要約したり、生産量と収入の間にミスがあるかチェックしたりする作業はとても大変です。ビジネスそのもののためだけでなくその根底にある全てのもののためにそれは必要なのですが、計算等に時間がかかります。一度、誰かが悪いことをやったというわけでもないのに計算のミスが原因で、私たちが織り手に借金を抱えたことがありました。それがあって、私たちは技術を取り入れるにしました。彼らはそれを理解し、インタビューをしたときには、もう二度と過去にやっていた全手動の方法には戻りたくないと言っていました。時間もかかるし、ストレスフルで、計算ミスをするのも怖いからだそうです。他の中小企業や、職人へそのシステムをシェアするときに最も困難だと感じた点は、彼らに記入させるという習慣づけをする教育でした。そこで私たちは私たちがもっている信頼性を改めて作り直すことにしました。そこで、政府や、他の組織、 NGOのような中小企業にアクセスできる人たちと協働することにしました。そうすることで、教育の部分をより簡単に実行することができると考えたのです。そのようにしてその難しさを克服しました。他のインターネット回線のような問題もあり、ある地域ではそれが問題としてまだあったり、内陸や海に近いといった特徴によるネットワーク普及の違いもありますが、このパンデミックがインドネシアのインターネット普及をより加速させてくれました。それが私たちの問題を解決してくれることを望んでいます。

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渡邊)簡単な質問ですが、クレアロギは無料で使えるのですか?それとも有料ですか?
Ayuningtyas)今は成長途中で、ビジネスモデルを改善している段階にあります。一番重要なのは便利だと思ってくれるかどうかなので、基本的には無料です。私たちが考えている収益モデルはいくつかあり、その中の一つはすでに実施している農業セクター等で十分なデータが集まれば、金融機関と手を組むことです。金融機関が正しい中小企業や職人に対して資金提供を行うための信用スコアリングを私たちは行うので、それに対してコミッションを受け取ります。それが一つの方法です。成長した起業家たちより上級のサービスを受けられるようにすることも考えていますが、今はそのアプリが使う人にとって使いやすく、影響力をもたらすことを中心にやっています。
渡邊)もう一つ質問させてください。I Tのバックグラウンドのないビジネススペシャリストであると思うのですが、誰かその分野に精通する人を雇ったりしたのですか?
Ayuningtyas) 私たちはIT に精通した指導者レベルのチームメンバーがいます。また会社内の製品エンジニアチームだけでなく、外注もしています。アドバイザーやメンターさんとも話したりし、製品を開発しています。最近では誰でも、コードを書くことができるし、アプリを作ろうと思えば作れると思います。技術ももちろん重要ですが、顧客の教育や、彼らのニーズの理解といった、ビジネスの部分も同じぐらい大切なことです。

8. コロナ禍でのインパクト投資の世界の変化

渡邊)ありがとうございます。次は、聡子さんに質問したいのですが、インパクトインベスター、投資家としてというところを是非お聞きしたいのですが、先程の質問の中のやりとりの中でも、現場に行けないから、現場で見ていれば落とさなかった企業がありましたというお話がありましたが、コロナ前は、しょっちゅう海外に行かれて起業家のところに行ってデューデリもされていただろうし、決めたところのサポートもされていたと思うんですけれども、コロナ禍に行っていけないっていう中で、デューデリの難しさだとか、こういうやり方に変えましたとか、気をつけていることっていうのがあればお伺いしたい。あとコロナ禍になって一年以上たっていますが、インパクトインベストメントのトレンドに何か変化や新たな動きがあったのか?を教えていただければと思います。
功能)そうですね。オンラインのツールはたくさん使ってますね。Zoomもすごく使いますし、Zoomだけではなくて、Ayuともそうなんですけれども、WhatsAppなど色んな手段で、今だとミャンマーなんかだとWhatsAppは危険だから違うものに変えようとか、さまざまな通信手段を使っています。あとは、Ayuもビデオを見せてくれたと思うんですけれども、そういったビデオを撮ってもらって、先ほど見せてくれたようなきれいなビデオだけではなくて、その場でiPhoneなどで撮るようなビデオを送ってもらうというようなこともしました。あとはある程度フォーマット化した形でやりとりしていくというところも工夫はしています。だけど、それだけじゃうまくいかない部分もあって、これはAyuともやったんですけど、アジェンダに沿ったミーティングだけをやっていると、どうもそれだけではうまくいかないと感じるときもあって。考えてみると現場に行くと一緒にご飯を食べたり、あるいは、移動のときに車に乗って雑談したりとかするじゃないですか。雑談タイム必要だよねっていうのでランチ会を一緒にやって私たちのチームとAyuのチームと雑談、ランチ会みたいなのをやっていろいろなお互いのプライベートの話とかそういうことをする会を設けたりもしてました。そういうコミュニケーションの工夫っていうのは必要かなって思っています。
渡邊)ARUNとしてもそうかもしれないんですけど、インパクト投資全体の業界としてコロナ禍での変化って感じたりしますか?なんか新たな動きが出てるなとかその辺りってどうですか?

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功能)このコロナが起こってすぐにそういうサイトが結構立ち上がっていて、コロナ禍に対応するような支援をしていこうという、そして支援の中には寄付していこうというサイトももちろんあるんですけれども、インパクト投資をやっていこうというようなサイトも立ち上がって、それはすごくクイックな動きだったなと思います。そういった中には単にお金を集めるっていうだけではなく、例えば起業家向けのチップスというのかな、コロナ禍でどんなところに目をつけたらいいのかとかどんな対応をしたらいいのかとか、共通するものも結構あるので、そういったものを集めたようなサイトが立ち上がったりそういったサービスを投資家が集まって提供していこうというようなものがあったりして、そこでのコミュニティとかでは緩やかな協力関係すごくあったと感じました。それは起業家同士でも言えるのかなと思っていて、私たちのCSIチャレンジの最終審査会のときも審査と並行してファイナリストのパネルディスカッションをやったんですね。そのファイナリストのパネルディスカッションの中でもお互いを思いやるというか、お互いの共感性が見えるなと感じたし、それからファイナリスト同士のSNSのグループとかもあったので、声を掛け合う場面もあって、この困難な時期を一緒に乗り越えているっていう連帯感みたいなのはあるなと感じました。3つ目の投資、お金の動きに関してはコロナ禍でも関係なく動いていますよという説もあるんですけど、それだけではないなとは現実には感じていて、判断がなかなかしづらくなっている部分もあるのかなと思っています。デューデリに通常よりもっと時間がかかっているというケースですとか、それから特に新規の投資っていうのは控えるようになっているという傾向もあるかなと思います。
渡邊)ありがとうございます。さっきの質問の時にあった、現場に行ってたら落とさなかったなっていうのは、後から知ったのは何か理由があったんですか。そういうケースがあったんですか。具体例は出せなくても、「これ現場に行ってみていたら落としていなかったのに」ていうのは、なぜ後からその情報を得ることができたんですか。教える範囲で教えてもらってもいいですか。知らないまま終わっていくっていうこともあるとは思うんですが、後からそういうのを知るっていうのは何かあったのかなと思って。
功能)違和感ですかね。なんか聞いてみたらこちらの前提と違ったみたいなのはありますね。
渡邊)ありがとうございます。現場に行って見て、カジュアルにお互いのプライベートの話をすると、全然信頼関係とかも変わるっていうのもありますよね。今の話をAyuにも聞いてみたいと思うんですけれども、アジェンダに沿ったミーティングだけだと、プライベートの話ができなかったので、カジュアルな会話をするためにランチ会をしたと聡子さんから聞いたのですが、オンラインでのデューデリジェンス、そしてカジュアルなチャットについてどう思いましたか。また、C S IのファイナリストはSNSのチャットグループもあったんですよね。他の国の起業家さん達とコミュニケーションをとっていましたか。そして、そのコミュニティでのチャットというものはどういうのでしたか。
Ayuningtyas) 確かに、何か足りないものがあるなとは感じていました。オンラインでミーティングをするとき雑談を最初の方でやっていましたが、そのチャットもフォーマルに近い内容でした。ビジネス以外のことを話しても、直接会って話すよりもスムーズにはいきませんでした。デューデリジェンスだけでなく、チームと一緒にリモートで協働するときにも、「おはよう」や「週末どうだった」といった質問をしますが、何か違うように感じます。なので、それが問題で、交流がビジネスに直結する気がして、シリアスすぎたりしてしまいます。なので、聡子さんがランチ会をしようと言ったときはとてもありがたく思いました。よりカジュアルで、コネクションを強めるので良いと思いました。直接会ったときは、ビジネス以外のことも簡単に話せるので楽なんですが… 他の参加者はそこまでアクティブではありませんでした。イベントの前に少し、お互いを知り、励ましたり、相手の良さを伝えたりする機会がありました。しかし、CSIチャレンジが終わった今は、あまりアクティブではありません。それ以来彼らとは話していません。聡子さんを含め他の参加者が時間を設けることができれば、チャットを計画し、お互いの成長に関する情報をアップデートして見ても面白いかもしれませんね。

9. コロナ禍での戦略

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渡邊)ありがとうございます。他の質問として、すでにDu’anyamがコロナ禍で受けた影響、難しさを話してくれたと思うんですけれども、コロナウイルスがはじまったとき、どう戦略を再構築しましたか。Du’anyamは短期的戦略と長期的戦略を早い段階で立てていて、クレアロギを作り広げていっていると思うんですけど、客やチームメンバー、織り手と一緒にどう対応していきましたか?
Ayuningtyas) 最初は知らないことだらけでした。感染者数の増加はゆっくりでしたが、人々はそのときもっとコロナウイルスを恐れていたように感じます。今はより増えていますが、そこまで恐れていないような気がします。第一に私はチームのことを考えることが必要だと思いました。彼らの中には、公共交通機関を使って通勤しなければいけませんでしたし、私たちが安全かどうか確信はなかったです。最初は感染状況が2件だけでしたが、それがひどくなるのは知っていたので、シフトを減らすことによって、オフィスに行く回数を週1、2回に限定しました。特に感染者が出たジャカルタにあるオフィスではそれが直接関わってくる可能性もあったので最初に安全性を重視しました。女性の職人さん達がいるフローレスではそのとき、感染者がいなかったのでそこまで緊急ではなかったです。感染件数が増えたとき、私たちはオンラインで注文された商品を輸送するオペレーションチームだけ残して、オフィスを閉めました。二つ目に私たちと一緒に働いている製造パートナーについて考えました。そのとき、ジャカルタやその郊外にいる製造パートナーのことを心配していました。村にいる女性は畑を持っていてし、食べるものを自分で栽培できるので大丈夫なのですが、バッグや財布を作って生計を立てている製造パートナーは私たちのオーダーがストップすると収入もストップしてしまいます。私たちは、考え、その当時不足マスクが不足していたので、布マスクも有効だと聞き、実際に、10,000枚のマスクを作りました。それは、製造パートナーに収入を与えるためでもありましたし、また、それらのマスクを売ったり、寄付したりしました。そうすることができたのも緊急の注文があったからなのでありがたく思っています。4月には私たちのビジネスはホテル等からの注文のキャンセルに見舞われ、イベントも、無期限延長になり、バザーやイベントがあった去年と比べて90%も減りました。とてもがっかりしましたが、すぐに今の状況を見つめ直し、何をするべきか考えました。チームでブレインストームし、私たちの在庫をできるだけ早く、オンライン市場に全て注ぎ込むことにしました。そう言った中で、スタッフのことも考えていました。4月の後、もっと考える時間を確保し、私たちの製品をどう使ってもらえるかのような永続的な変更や、長期的戦略をねりました。家にいることが多くなったので、ホームデコレーションが流行りました。そのとき、ファッションやアクセサリーのような小物ではない方向に転換することに決めました。ポジティブキャッシュフローを生み出すだめ、在庫もできるだけ売るようにしました。なので、緊急に取り掛からなければならないことを優先的に処理し、それが落ち着いた後に長期的戦略を考えました。

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渡邊) その早い決断に当たって、共同創業者や、メンター、投資家からアドバイスをもらったりしましたか。
Ayuningtyas) 共同創設者の方とも直接それについて話しました。また、メンターやアドバイザーからは4月からアドバイスをもらっており、2021年の7月まではその後のために十分に準備をしておくべきだと言われました。そのとき、8月や9月には状況が元に戻るのだと思っていたのでそれぐらいの長さしか考えていませんでしたが… 彼らは長期的戦略を練るのを本当に手伝ってくれました。また彼らは、私たちが必要なものは何か再考し、もっと資金が必要か検討するべきだとも教えてくれました。感染症流行前の2020年のファンドレイジングなど、他の資金調達に関することをまとめる必要がありました。しかし、幸運にも、現在は2021の5月ですが、私たちのビジネスの歳入は2019年、2020年よりも2倍となり、戦略が功を奏したと思います。

10. 私たち一人一人ができること、投資家のこれから

渡邊)ありがとうございます。聡子さんには最後の質問なのですが、一番最初のプレゼンテーションのときにも平和という話があって、まさにファイナリストの中に選ばれているミャンマーの企業などありましたけれども、私たち一人一人ができることとはなんだろうというのと、社会起業家として、投資家としての役割とあるかなと思うんですけど、今考えていることを是非お話ししていただければなと思います。また、アーカイブの方を見てくださる視聴者に向けてメッセージをお願いします。また今年もCSiチャレンジを開催するのであれば、こういう人を募集しますといったのも含めてお願いします。

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功能)ありがとうございます。何ができるかというのは難しいですよね。まず私たちが知ることが大事じゃないかなと思います。何ができるか考えると不安に襲われたりしますし、何してくれるのって言われたときどうしようと思います。何ができるか、今どんな状況なんだろうっていうのを知りたいっていう素直な気持ちを向けるのが大事で、それを向けられる相手がいるのが重要だと思います。自分以外の人と関わっていくという小さな積み重ねが何かが起きたときにあの人どうしてるんだろうとか、あの人に聞いてみよう、そして躊躇なく聞いてみるのがいいんじゃないかというふう思います。私もミャンマーの起業家に連絡が取れず、ずっとヤキモキしてたんですが、連絡が取れたときにはほんとにほっとしたし、こんな事態だから連絡できなかったんだと、状況を知らせてくれる。驚くべきことに、国内で何かできなかったらASEANで何かやろうかとか違う国にサービスを広げようかとか、ミャンマーもそうだし、他の投資先の起業家にしても自分の事業が大打撃を受けているところとかもあるわけですよね。先ほどビデオで見ていただいた家事労働者のマッチングのプラットフォームなんかはインドがロックダウンになってしまって入れないわけですよね。入国が禁止され、通いのメイドさんは仕事が全部なくなってしまっています。ビジネス自体も売り上げがなくなるわけで、そういうときにどうしようかとか違うことを考えていくという姿を見ることで、何が起こっているのかというのをいつも学んでばかりだけど、それでいいと思います。知って、何ができるか考えていきたいと思います。そういう仲間を増やしていけたらなと思います。会員になっていただいたり、いろんな形でご参加いただいてAyuのような起業家を一緒に応援していけばなと思います。(ARUNのウェブサイトへのリンクhttps://arunseed.jp)
CSIチャレンジもコロナ禍もあって1年前から変わってきているので、それを知る会というのを作りたいなと思っています。先ほど、Ayuからも起業家同士でコミュニケーションを取る機会があったらいいなと言ってもらえたので、ファイナリストも含め、起業家が集まる機会やそこから学ぶ機会を作りたいなと思います。

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11. コロナウイルスと生きていく

渡邊)Ayuに最後の質問ですが、コロナウイルスと共存する未来をどう考えていますか。コロナ禍でライフスタイルを変えなければいけないとは思いますが、もう一年辛抱しないといけないかもしれません。一年後、十年後はどうなっていると思いますか。また、最後に何かメッセージをいただけたらなと思います。
Ayuningtyas)  社会起業家としてのコロナ禍での一番の学びは状況に適応できたことです。永久的に変えたものもそうでないものもありますが、今やっていることを見つめるのは必要不可欠だなと思います。異なった傾向に合わせるために新しいことをやって改善していくのが生存するためだけでなく、反映させていくための鍵になるのではないかと思っています。テクノロジーやデジタル化が人々を助けるのは間違いありませんが、それはいつも一番簡単なものではありません。特にそう言ったものに疎い田舎の人々と働く時は苦労します。しかし、それを続けることで、キャパシティを広げることになり、デジタルリテラシーが身につくともっといろいろな機会が得られるはずです。あまりテクノロジーが使えない人をほったらかしにしておくと、それについていけなくなります。それがテクノロジーを使って影響をもたらしたいと思っている人々には重要な考えだと思います。
渡邊)ありがとうございます。あっという間に時間が来てしまいましたね。先ほど聡子さんからもあったんですが、起業家達は今ビジネスができなくなったら新たなことを始めたり、違う国に行って見たりと、自分たちが作ってみたい世界観が明確にあるからたくましい、強いなと思って、今AWSE Nではnoteで記事を作ってたりするんですけど、毎回元気をもらいながらやっています。 ARUNさんとは9月に2回目のオンラインセミナーをしようと思っていますが、また告知をするので是非見ていただければと思います。Facebookのアーカイブや、noteの記事にも残りますので見ていただければなと思います。改めて、聡子さん、 Ayu、ありがとうございました。すぐに会えるのを望んでいます。良い週末を!

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記事執筆:渡口翔平、曽根原千夏
インタビュー・編集:渡邉さやか
写真:ARUN合同会社、Du'anyam提供のものに加えて、FacebookでシェアOKになっているものから引用させて頂いています。なお、Facebookの引用元については状況を鑑みて、詳細は掲載しないこととしました。

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