見出し画像

安芸高田市歴史民俗博物館「小企画展 幕末の絵師 小島雪そうの絵画」展(2024)

閲覧ありがとうございます。日本絵画一愛好家です。

仲夏の過日、広島県安芸高田市の安芸高田市歴史民俗博物館にて、本年2024年5月18日から7月1日まで開催されておりました、春季小企画展「幕末の絵師 小島雪そうの絵画」展を拝覧してまいりました。

なお、「雪そう」の「そう」は、山偏に青(厳密には旧字体)旁の漢字で、環境依存文字です。「山青」を1文字にまとめた感じだとお考え下さい。

本記事では、安芸高田市歴史民俗博物館の小企画展名を引用させて頂く場合には「雪そう」、記事内では環境依存文字をそのままに「雪崝(せつそう)」とさせて頂きます。たいへん恐れ入りますが、もし「雪?(せつそう)」等と表示されておりましたら、ご容赦お願いいたします。

弊方の用いている IME (Input Method Editor) では、なぜか山偏に青旁の「そう」の漢字が出てこなかったので、区点入力できないかインターネットで安直に調べてみたところ、下記のウェブサイトが検出されましたので、文字コードを確認してみました。

「崝(そう)」の漢字は、UCS(Universal Multiple-Octet Coded Character Set,国際符号化文字集合、ISO/IEC 10646 または JIS X 0221 で規定)では“5D1D”で、この番号を文字コード変換すればすぐに出てきました。

それがどないしたんや、という感じですね。申し訳ございません。

ところで安芸高田市といえば、本年令和6年7月7日投開票の東京都知事選の有力候補者に前安芸高田市長がおられますので、多少タイムリー(?)な投稿になっているのかもしれません。ということで、安芸高田市歴史民俗博物館のウェブサイトに僭越ながらリンクを張らせて頂きます。

弊方、安芸高田市歴史民俗博物館のウェブサイトにて、本展「幕末の絵師 小島雪そうの絵画」展の開催を確認いたしまして、えっ? 「小島雪そう」? 誰? 知らん?! 萌える!!! という、全く論法ではないヲタク三段論法に基づいて、本展にお伺いしようかといろいろ調べてみましたが、当初は、ちょっと無理?! という感じでお伺いするつもりはありませんでした。

まず交通経路ですが、関西から安芸高田市にお伺いしようとすると、まず広島市まで出てから路線バス(広電バス)で安芸高田市役所前で下車して徒歩で5~10分くらい、という経路が最も利用しやすいことが明らかとなりました。

ただし、この路線バスが、1時間に1本ほどしかなく、しかも、路線バスなのに乗車時間が90分以上あるということが、大きなボトルネックとなりました。料金もなんと1,020円! 乗車時間長っ!!! バス料金高っ!!!

路線バスの本数は、弊方の住んでる田舎に比べたら明らかに多いのですが、これほど長い乗車時間の路線バスは、弊方の近隣にもないと思います。

次に、企画展の規模ですが、安芸高田市歴史民俗博物館ウェブサイトには、本展「幕末の絵師 小島雪そうの絵画」展のアーカイブが残されておりましたので、僭越ながらリンクを張らせて頂きます。

本展が「小企画展」と銘打たれている通り、本展の展示場所は、「展示室」ではなく「1階小企画展示コーナー」であり、しかも、本展アーカイブに掲載される写真の通り、展示作品は6作くらいだと見受けられました。

関西から広島までは新幹線を使うことになりますので、交通費は当然高額になります。

これほど小さい企画展に、高額の交通費と長い乗車時間をかけてお伺いするべきでしょうか?!

次に、もし、本展とハシゴできるような展覧会/企画展があれば、高額の交通費や丸一日という時間というコストの元が取れた、と弊方納得できるのですが、たいへん残念ながら、そのような展覧会/企画展を見出すことができませんでした。

かろうじてお伺いしてみたいと思ったのが、広島県立歴史博物館分館である頼山陽史跡資料館の特集展「江戸の中国趣味」展(2024年4月4日から6月30日まで)でした。ということで、同館のウェブサイトに僭越ながらリンクを張らせて頂きます。

弊方、頼山陽史跡資料館にはお伺いしたことがあります。規模は大きくありませんが、「文人画」に興味があれば、お伺いすることに全く損のない、否、ぜひお伺いすべきミュージアムだと思います。

この「江戸の中国趣味」展が、同館の「特別展」などであれば、弊方、間違いなくハシゴ対象というよりメインとしてお伺いしたと思いますが、「特集展」という位置づけが微妙で、展示内容も把握できまでんでした。

ここで弊方、「小島雪そう」というお名前に何となく見覚えがある気がしました。

そこで、安直にインターネットを検索したところ、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が運営する researchmap の春木晶子先生のページが検出され、「2014年 小島雪そう筆「ツキノエ肖像図」について 北海道開拓記念館研究紀要」という論文に関する情報が掲載されておりました。僭越ながらリンクを張らせて頂きます。

春木先生の論文にはアクセスできませんでしたが、「ツキノエ」という固有名詞に明確な覚えがありました。

そう! 「夷酋列像」です!!!

ということで、2015年から2016年にかけて、北海道博物館、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館、大阪府吹田市の国立民族学博物館を巡回した、特別展「夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」展の図録を引っ張り出して確認したところ、同展図録の第62-65ページに図版番号13「夷酋列像(模本) 小島雪崝 1843(天保14)年 個人蔵」が確かに掲載されておりました。

弊方、特別展「夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」展は、国立民族学博物館(みんぱく)で拝覧いたしました。ご参考までに、みんぱくの同展チラシ(フライヤー)とリーフレットと入館券半券を、弊方の微妙なガラケー的なガラホで撮影した雑な写真を掲載させて頂きます。

なお、「夷酋列像」という作品については、「夷酋列像」展図録の第一章の解説から次のように引用させて頂きます。

「夷酋列像」は、のちに家老となる松前藩士・蠣崎波響(1764-1826)が1790(寛政2)年に手がけた、12人のアイヌを描いた絵です。12人は、前年に起きた「クナシリ・メナシの戦い」を治めるために松前藩に協力したアイヌの有力者たちとされます。蠣崎波響は藩主の命に従い、12人の功績を讃えるという名目で、12図を描きました。

「夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」展図録第17ページコラム第1-3行

ちなみに、「夷酋列像」展図録の第12-15ページには、春木晶子先生の論文「《夷酋列像》-12人の「異容」と「威容」-」が掲載されておりました。

さらに、「夷酋列像」展図録の第69ページには、小島雪崝(せつそう)先生の「ツキノエ肖像図」が、図版番号19として掲載されておりました。安芸高田市歴史民俗博物館寄託で個人蔵とのことです。確かに、この作品については見覚えがありました。弊方、すでに小島雪崝(せつそう)先生の作品を拝見していたんですわ!!!

また、安芸高田市歴史民俗博物館で購入させて頂いたのですが、かつて旧高田郡吉田町の吉田町歴史民俗資料館だったころに開催された、開館10周年記念特別企画展(2000年)「吉田町歴史民俗資料館 収蔵品展 -10年のあゆみと館収蔵品-」図録にも、小島雪崝(せつそう)先生の作品が掲載され、簡単な解説もなされておりました。その解説から、僭越ながら次のように引用させて頂きます。

(小島雪崝(せつそう)は、)江戸青山にあった広島藩の支藩で絵師として江戸常詰であったが、この頃の活動や活躍を示す作品は、今のところほとんど知られていない。唯一34歳の時、蠣崎波響(松前藩絵師)筆のアイヌの長12人の肖像画の模写図が現存し、原本のほとんどが失われた今日、この図を忠実に写した作品として貴重な資料となっている。

「吉田町歴史民俗資料館 収蔵品展 -10年のあゆみと館収蔵品-」図録
第82ページ左カラム第13-20行、括弧内引用者補足

なお、「夷酋列像」に関しては、インターネットを安直に検索したところ、いくつかの興味深い論文を見出すことができました。「夷酋列像」展でも指摘されておりましたが、「夷酋列像」は、松前藩の政治的な意図が反映しているようなのですが、どうもそれだけではなく、京都朝廷側の状況も関係していた模様です。この点は、本記事の主旨(?)から外れるため非常に残念ですが割愛させて頂きます。

ところで、本展アーカイブに掲載されている本展の紹介文にもありますように、小島雪崝(せつそう)先生の師匠は「宋紫岡(そうしこう)」先生だそうです。このお名前でピンとくる方もいらっしゃると思いますが、宋紫岡先生は、かの宋紫石(そうしせき)先生の孫にあたるそうです。

弊方の手元に、古書で購入した「宋紫石とその時代」という1986年に板橋区立美術館で開催された展覧会の図録がありますので、その中から次のように引用させて頂いて、宋紫石先生、宋紫岡先生の紹介とさせて頂きます。

宋紫石(一七一五~八六)
 楠本氏、字は君赫、霞亭、号は雪溪、のちに雪湖。江戸の人。長崎に学び、初め絵を熊斐に学ぶ。後一七五八年来日の清人宋紫岩(一七六〇没)に学んでその姓を冒したといわれる。その後江戸へもどって沈南蘋画風を伝えた功績は大きい。・・・

「宋紫石とその時代~中国渡来の写生画法~」展図録、
板橋区立美術館、1986年、第108ページ上段第5-9行

宋紫岡(一七八一~一八五〇)
 名は琳、字は玉林、号は聴松堂。宋紫山の子で宋紫石の孫。家法に従いなからも、濃彩の華麗な細密描写にはあまり関心がなく、むしろ淡彩による小粋な作品にその個性を生かしている。・・・

「宋紫石とその時代~中国渡来の写生画法~」展図録、
板橋区立美術館、1986年、第115ページ上段第10-13行

師系から考えると、小島雪崝(せつそう)先生は、「南蘋派(なんぴんは)」の画人といえるようですね。

こうなってくると、小島雪崝(せつそう)先生のオリジナル作品を、数少なくてもよいから拝見してみたい、という歪んだヲタクの欲望が出てきてしまいました。

それに加えて、この少し前に起きた弊方の人生で最も悲しい出来事に関連して、少しコストをかけても遠出してみよう、ということもあり、意を決して、安芸高田市歴史民俗博物館にお伺いすることにしました。

そうとはいっても、やはり弊方セコいので、高額の交通費等の元を取るべく、先ほどの頼山陽史跡資料館の「江戸の中国趣味」展をハシゴ先とさせて頂くことにしました。

こんな感じで朝一の電車で新大阪まで出て、広島市経由で安芸高田市を目指したのですが、ド初っ端から始発電車が遅れるという事態に出くわしました。貨物列車の遅れのためでした。

今回の訪問のボトルネックは、先ほどのとおり本数の少ない広電バスであり、新大阪駅での乗換えが15分弱ほど、広電バスの乗換えは、JR広島駅ではなく、同駅から2駅のJR横川駅の駅前バス停になるのですが、その乗換え時間が10分ほどになるという、かなり厳しいタイムスケジュールで、1本逃すと1時間ほどムダになるという状況でした。

いきなりどないなってんねん! と焦ったのですが、何とか新大阪での乗換えには間に合いました。

新幹線は時刻通りに広島駅に到着したのですが、今度は、広島駅で横川駅方面の山陽本線に電車が遅れておりました。

またもやどないなっとんねん!! 体調不良の方の救護だったそうです。

その後、遅れてきた普通電車に乗車して横川駅を下りてバス停に急いで向かいました。安芸高田市方面のバス停は、駅前すぐのバスターミナルではなく、道路を挟んだ向かい側のところに位置していましたので、必死こいてバス停に向かって、こちらもぎりぎりに近い感じで、何とか安芸高田市行の広電バスに乗車することができました。

しかしながら、2つの電車の遅れで焦ったためでしょうか、広電バスに乗車できた時点で何やら気力が抜けてしまいました。

横川駅前から最寄り駅の安芸高田市役所前で下車するまで約1時間30分、実際には交通事情により1時間40分くらいかかったと思います。高速バスでない普通の路線バスでの長時間の乗車も、弊方の気力を奪ったかもしれません(広電バスのシートは路線バスとしてはたいへんゆったりしていて座り心地が良かったです)。

バスの乗客は、弊方以外にもそれなりいらっしゃいましたが、横川駅前から安芸高田市役所前まで続けて乗車していたのは弊方のみでした。

安芸高田市役所前から歩いて10分くらいでしょうか、安芸高田市歴史民俗博物館にお伺いすることができました。僭越ながら、弊方の微妙なガラケー的ガラホで撮影した雑な写真を掲載させて頂きます。

同館に入館して受付で入館券を購入するときに、どちらから来られました? と聞かれました。弊方だけでなく、入館者の方にはもれなく伺っておられるようですね。

今回写真が少ないので、入館券半券と、同館リーフレットと、同館で無料配布されていた安芸高田市の周遊ガイドマップを、弊方の微妙なガラケー的ガラホで撮影した雑な写真を掲載させて頂きます。

周遊ガイドマップの表紙を飾る、お可愛らしい存在は、安芸高田市の公式マスコットキャラクターの「たかたん」です。僭越ながら、安芸高田市ウェブサイトの「たかたん」紹介ページにリンクを張らせて頂きます。

小企画展「幕末の絵師 小島雪そうの絵画」展は、入口から入ってすぐ、2階の第1展示室につながるスロープの手前で開催されておりました。本展アーカイブの写真の通り、展示されていたのは6作8点でした。ちなみに、当然のごとく写真撮影不可です。

特に展示作品リスト等も配布されておりませんでしたので、弊方が手書きでメモした展示作品リストを下記の通り翻刻させて頂きます。番号は弊方が勝手につけたもので、実際の展示には番号は付与されておりません。先ほどリンクを張らせて頂いた、本展アーカイブもご参照頂ければと思います。

(1)「雲龍図」
紙本水墨 一幅 文人表具
落款:右下「雪崝(せつそう)」、朱文ひょうたん? 印(印文解読できず)

(2)「千羽鶴」
絹本着色 一幅 大和表具
落款:左上「甲子季冬 雪崝(せつそう)真喜」、朱文方印(上)および白文方印(下)(印文いずれも解読できず)

(3)「孝子図」
絹本淡彩 二幅 二十四孝の孟宗(右幅)と王祥(左幅) 文人表具
右幅落款:右中程「雪崝(せつそう)」、朱文方印(上)および白文方印(下)(印文いずれも解読できず)
左幅落款:左中程下寄り「雪崝(せつそう)」、朱文方印(上)および白文方印(下)(印文いずれも解読できず)

(4)「美人図」
絹本着色 一幅 文人表具
落款:右上「雪崝(せつそう)」、朱文方印(上)および白文方印(下)(印文いずれも解読できず)

(5)「芙蓉図」
絹本着色 一幅 大和表具
落款:左上「雪崝(せつそう)真喜」、白文方印(印文解読できず)

(6)「四季山水図」
絹本着色 二幅 大和表具
右幅落款:右下「雪崝(せつそう)」、朱文「雪崝(せつそう)」縦長方印
左幅落款:左下「雪崝(せつそう)」、朱文「雪崝(せつそう)」縦長方印

なお、本展アーカイブの1枚目の写真にありますように、小島雪崝(せつそう)先生の簡単なプロファイルを紹介するパネルが展示されておりましたので、根性出して全文書き写したところ、本展アーカイブに掲載されている文面と全く同一でした。

せっかく根性出して描き写したのにぃぃぃ。無駄な労力でしたが、弊方の筆記の練習になったとして、ムダに前向きに考えたいと思います。

上記の展示作品リストにありますように、(2)「千羽鶴」と(5)「芙蓉図」は、緑内障のせいで片目である弊方の目で見て、南蘋風だと思いました。ド素人の所感なのでご容赦頂きたく思います。

特に(2)「千羽鶴」は、かなり精細な描き方だったと思います。あの精緻な「夷酋列像」を模写された片鱗が伺えたような気がせんでもないかもしれない感じでした。

(3)「孝子図」は、なかなか難しいところですが、文人画の人物画という印象でした。これに対して、(6)「四季山水図」は、はっきりと文人画の南画山水図といって差支えないと思います。

(4)「美人図」は江戸浮世絵風だと思いました。もともと雪崝(せつそう)先生は、「江戸青山にあった広島藩の支藩(浅野氏内証分家、通称「吉田支藩」)の家臣」(本展アーカイブより)とのことですので、江戸浮世絵風の表現も学ばれることは多かったのかもしれません。

ところで、2階の第1展示室の「原始古代~近世資料展示」の資料または作品中に、高増径草先生とおっしゃる日本画家の作品が2点展示されておりました。日本絵画の愛好家としては、たいへん気になった作品でしたので、こちらも弊方が手書きでメモした展示まとめを下記の通り翻刻させて頂きます。

「三矢の訓(みつやのおしえ)」昭和期 額装 館蔵
落款:右下「径草」、朱文方印「径草」
画題:毛利元就の有名な三本の矢のエピソードを再現した作品。

「土生玄碩(はぶげんせき)肖像模写図」額装 館蔵
落款:右下「径草写」、朱文方印「径草」
画題:土生玄碩(1762~1848)は江戸後期の眼科医で、安芸国高田郡吉田村(安芸高田市)出身。

高増径草先生について調べると、たいへん興味深いことがわかったのですが、本記事がもうすでに長くなっておりますので、割愛させて頂きます。改めて機会があればヲタトークしたいと考えております。

その後、別館の第2展示室(近現代・民俗資料展示)と第3展示室(だんじり屋台展示)を拝見して、受付のミュージアムショップで気になった図録を購入させて頂いて同館を後にしました。同館のスタッフの方々にはたいへん親切にして頂きました。

今回は写真が少ないので、同館の全体を弊方の微妙なガラケー的なガラホで撮影した雑な写真を掲載させて頂きます。

その後、広電バスの安芸高田市役所前まで戻り、やはり1時間30分以上の路線バスの長旅を経て、JR横川駅前まで戻りました。

当初予定していたのは、終点の広島バスセンターまで行って、そこから徒歩で頼山陽史跡資料館にお伺いするつもりだったのですが、JR横川駅から西にすぐの「フレスタモール カジル横川」というショッピングモールにおいて、「第19回 カジル横川古本市」が開催されているということで、この古本市に少し寄ってからハシゴしようと思って、JR横川駅前で下車したのですが、この時点で弊方的には珍しくたいへん疲れてしまいました。

セコい弊方としては初めてのことだと記憶するのですが、精神的にもいろいろありましたので、交通費も時間も高いコストをかけたにも関わらず、元を取ることを断念し、JR横川駅から帰路につくことにしました。

また改めて、安芸高田市歴史博物館も含めて広島方面にお伺いしたいと思います。

今回は写真が少ないので、JR横川駅改札前に所在する、懐かしき街中の萌える書店の雰囲気を漂わせるステキな書店、ふたば図書横川店(2F コミック売場)の御前に掲示されていたポスターの写真を、僭越ながら掲載させて頂きます。

帰路で思わず無意識に弊方の微妙なガラケー的なガラホで撮影してしまった雑なものです。

言わずと知れた偉大なる福田晋一先生の超絶名作『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』、略して「着せ恋」(個人的には「ビス恋」になるんとちゃうんか、と思うのですが)に登場する作中作、司波刻央作「天命」に登場する天使ハニエルのコスプレをなさる、海夢(まりん)ちゃんのどアップです。

「着せ恋」については、ご存知かとは思いますが、その詳細については、僭越ながら張らせて頂いた、下記ヤングガンガンウェブサイト内のページをご参考頂ければと思います。

長々と書いた割には何だかよくわからん終わり方で申し訳ありませんが、最後まで閲覧頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?