見出し画像

両親からは大学院進学を勧められるが、実務経験を積みたい。院進のメリットは?~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.57)~

こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。

求職者様からの質問に回答するシリーズ、第57弾。

両親からは大学院進学を勧められるが、実務経験を積みたい。院進のメリットは?

意匠設計の仕事をしたい地方建築学部3年生です。大学院へ行ったほうがお給料や進路の幅などで困らない、と親からは言われるのですが、私はもうこれ以上課題に追われたり研究したりするより、実際に仕事をして経験を積みたいと思っています。院進するメリットと就職の関係性って実際どうなのでしょうか。

院進のメリットは「給与」と「就職先の選択肢が広がること」

大学院に進むメリットとしては、ご両親の仰るとおり、「給与」と「就職先の選択肢が広がること」です。
特に大手のゼネコンや組織事務所の設計部、有名アトリエ設計事務所などは院卒が必須といわれています。
給与についても、学部卒と院卒では、院卒の方が初任給を高く設定されている場合が多いです。

個人的には、相談者さんの中でやりたいことが定まっていて、学部卒でのビジョンが見えているのであれば、社会に出て経験を積むと良いのでは、と感じます。

要は、院での2年間をどう過ごせるかというところが大切です。
例えば、大学院で学ぶ中で今まで無かった選択肢を得られたり、興味を持てる可能性はもちろんあります。
しかし、せっかく大学院に進んでも、前向きに取り組むことが出来なければむしろ「院に行ったのに何をしていたの?」となってしまいかねません。

まずはご自身の気持ちを大切に、どこでどういうキャリアを積んでいきたいか?ということを中心に検討されてはいかがでしょうか。

また、メリット、デメリットやその他の情報に関しては、参考になりそうなWebサイトのURLをお送りします。よろしければ読んでみてください!


■どうする?建築学生! 「就職」と「大学院進学」のメリット・デメリットを整理してみた。

■建築学生は大学院に行くべきか?ガチなリアル話をぶっちぇけます。


■建築設計者のための求人サイト「A-worker」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?