見出し画像

【建設業経理士1級】財務諸表 第1問対策&分からないところメモ


第1問の特徴

字数制限付きの論述問題。
基本的に近年の内容は『建設業会計概説』の抜き出しっぽいです。

一言一句暗記は現実的じゃないですが、
個人的に対策が難しいなあと思っています。

論点

JV会計

共同企業体における会計単位

  1. JVを会計単位とする独立会計方式が採用されなければならない

  2. スポンサー企業が自らの会計組織の中にJV会計を取り込み、JV会計の全体を管理する方法は、独立会計方式とは言えない

  3. ただし、事務効率化の観点から、スポンサー企業における電算処理システムを共有するような独立会計方式は許容される

  4. 会計システムの独立性は不可欠なので、JV工事の収入・支出に関する記録が独立して保持されるシステムが必要

文字だけで覚えるとイメージが湧かなかったので、
ソフトを検索してみた。
下記リンクのソフトは、二つの会計処理ができるみたいです。
(プール方式は過去問で見たのでちょっと嬉しい( ´∀`))

  • 幹事会社(スポンサー)で全て立て替え、完成時に一括精算する方式

  • 施主からの前受金分のみをプール金として相殺処理し、不足が発生した場合には出資請求する(方式)

経営事項審査のシミュレーションができるソフトとかもあるんだ!!!
おもしろーい!


協定原価

  1. JV工事原価に参入すべきか各構成員企業の負担とすべきか協議によらないければならないものがある(後者が協定原価)

  2. 実際にかかった費用と協定原価に差額が生じることがある

    1. 借方差額(実際費用>協定原価)
      思ったより実際の費用負担大きい😢
      未成工事支出金勘定に追加参入

    2. 貸方差額(実際費用<協定原価)
      思ったより実際の費用かからなかった🤗
      →未成工事支出金の貸方に追加参入する方法
      →差額を雑収入に計上する方法

税効果会計

税効果会計の意義

  1. 企業会計上の収益又は費用⇄課税所得計算上の益金又は損金の認識時点の相違がある

  2. 企業会計上の資産又は負債⇄課税所得計算上の資産又は負債の額に相違がある

    1. 法人税その他利益に関連する金額を課税標準とする税金の額を適切に期間配分する

    2. 法人税などを控除する前の当期純利益と法人税等を合理的に対応させることを目的とする

まとめ

少しずつ更新したいと思います。

WordPressサイトではドイツ語学習関係の情報を発信しています! 良ければこちらもどうぞ! 無知の知晴れ https://awonohata.com/