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【中高生に、未来を明るく灯せるたいまつを #1】
「ハルさん、私は中高生に、未来を明るく灯せるたいまつを配れる人になりたいんです」
そう話すのは神戸大学子ども教育学科の3回生で、起業家育成高等学院の運営をしている、のぶはられいなさん(@re_nanobu)。
れいなさんと対面ではじめて話したのは、2020年の2月のある日。大阪市内のカフェでした。
一番欲しかったのは、「立ち止まる時間」
▼ハル
「中高生の未来を明るく灯せるたいまつ」ってどういうことですか?
▼れいな
実は、私は高校生の時に鬱を経験しているんです。小学校の頃から、大好きな先生に褒められたりお手本にされるのは嬉しかったんです。でも、それと同時に、「認められるには完璧じゃないといけない」って思うようになっていたんです。そして、私立の中高一貫の進学校に入学して、医者を目指す人が比較的多い「医進クラス」に入りました。
▼ハル
医療に携わろうと思っていたんですね!でも、今って子ども教育・・・教育ですよね? 進路を考える時にしんどくなったんですか?
▼れいな
はい、ストレスによる逆流性食道炎と診断されて、過食嘔吐も併発して・・・。周りはみんな勉強を頑張っているのに頑張れない自分を責めてしまっていて・・・その時に唯一欲しかったものが「立ち止まって未来を考える時間」だったんです。
進路変更のキッカケは「友達のある質問」
▼ハル
なるほど・・・「とりあえず大学に入ってから考えれば良いじゃん」となりやすいですよね。進路を切り替えたキッカケって?
▼れいな
友達の質問がキッカケです。「れいなちゃんはなんで医者になりたいんやったっけ?」って聞いてくれたんです。それで私は「親にずっとそう言ってきたから。親戚や先生や友達や病院の先生にも言ってきて、応援を裏切ることになるから、変えるのはできないから」って言ったんですけど、その子は「主語がれいなちゃんじゃないよね」って聞いてくれて・・・そこで初めてハッと気づいたんです。小6の時にはあったはずの、私主語の「医者になりたい」という気持ちがどこにもなくなってることと、教育に惹かれていることに。
▼ハル
対話で気づいたんですね!そこで進路を切り替えたんですか?両親に反対されませんでしたか?
▼れいな
私は反対されると思ってたんですけど、両親は「れいなが幸せやったらなんでもいい」って言ってくれて拍子抜けでした。そこから勉強をやり直したり進路を考え直すわけですけど、不思議と嘔吐や手の震えなどの症状がピタッとおさまりました。
▼ハル
そこまで追い詰められていたり過酷な経験をしていたら、中高生に未来や進路を考える時間を提供したい思いって自然と湧いてきますよね・・・!なるほど・・・!
▼れいな
大学に入ってから最初は、小学校の先生を目指しながらスタバでバイトをしたりよさこいサークルの活動をしていたんですけど、デンマーク留学や自己探求を繰り返せたおかげで「中高生に、未来を明るく灯せるたいまつを」っていう理念を掘り起こせたし、それを元に活動していこうと思えるようになりました。
▼れいなさんのこの「原体験」の詳細note
この日、約3時間れいなさんの人生ストーリーを聞き、「いつか一緒に活動できたら良いですね」と言っていたのですが、この約5ヶ月後のある日、れいなさんから次の連絡をいただきました。
教員・教育関係の仕事を志す大学生(教育者の卵)のコミュニティづくり
▼れいな
ハルさん!これから教員や教育関係の仕事に就いていこうと思っているけど悩んでいる大学生たちが実はたくさんいるんです・・・。中高生に未来や進路を立ち止まって考える時間を提供していくためには、これから教員や教育関係の仕事を志している大学生たちが「自分を知ること」が必要だと思うんです。だから一緒にイベントをしたいんですけど、講師をしてもらえませんか?
これが、れいなさんが運営するプロジェクトの中でも、特に盛り上がりを見せているのが、教員・教育関係の仕事を志す大学生を対象におこなっている「自分を知る授業」(@jibunsirujugyo)。
「自分を知る授業」に参加した教員・教育者志望の大学生たちが、れいなさんのビジョンに共感し、次々と運営メンバーとして参加!
▼運営メンバー
・みき(@future_minihome)
・たける(@Tmelonsan)
今日は朝9時から
— HARU|図解カウンセラー・作家 (@harumizuki423) September 25, 2020
12時までの3時間
「教育者の卵」の
大学生の皆さんと#自分を知る授業 を
させていただきます。
なぜ教育に携わりたいのか
生徒とどう向き合いたいのか
をしっかりと
考えていただける
オンラインイベントです
▼9/26・27イベント情報はhttps://t.co/DkmLrShHxa pic.twitter.com/fxtCDuxuof
「自分を知る授業」への最大のこだわり:マンツーマンの対話
れいなさんの「自分を知る授業」への最大のこだわりは、「マンツーマンの対話」でした。しかも、第1回の授業の新規参加メンバーが次回以降の授業の対話メンバー側として参加しているのです。
まさに「たいまつ」のシェアです。
2020年9月に記念すべき「自分を知る授業」の第1回を開催してから2021年6月までに計14回、100名が受講し、その満足度は100%!
第14回『自分を知る授業』
— 自分を知る授業 公式アカウント (@jibunsirujugyo) June 12, 2021
参加者の皆様、対話メンバーの皆様、朝早くからお集まり頂きありがとうございます😊皆さんのお力添えもあり14回無事終了しました。
今回で参加頂いた方の数が100名に到達しました🥳
今後とも『自分を知る授業』をよろしくお願いします👀 pic.twitter.com/5RWveQnNxs
【感謝❤×♾️】
— のぶはられいな💫中高生にたいまつを配る人 (@re_nanobu) June 12, 2021
『自分を知る授業』が100名に到達しました。
正直「参加者」と「運営+過去参加者から有志の対話メンバー」の人数を合わせる微調整が大変で、変えるかずっと悩んでた。
でも、
こだわりを捨てなくて良かった!
捨ててたら、この素敵な100人とも最強の仲間とも絶対出会えなかった。 pic.twitter.com/C2joSBNf1Y
今から6か月前、去年の12月に参加してから運営メンバーとして関わらせてもらっているイベント✨
— 平井 登威@いつも笑顔な大学生 (@toi_hirai) June 12, 2021
自分自身、ここで沢山成長させてもらってます
素敵な運営メンバーはもちろん、素敵な参加者と出会えて、彼ら・彼女らが自己受容する瞬間と沢山出会えました😁
最高すぎる!#自分を知る授業 #祝100人 https://t.co/dKu7NGqoZk
濃い時間だった…💰✨
— 未来💫しまね×教育者教育 (@future_minihome) June 5, 2021
お金はたくさんあったらいいと言う人は多いけど、増やすための考え方や知識を自分から知ろうとする人は少ない、機会が少ない
まずは「知る」ところから、お金と仲良くなれた時間。学校の先生、未来の先生みんなに聞いてほしい内容です。
金山さん、ありがとうございました🌼 https://t.co/QhOJHV4Byw
ぼくのビジョンは、「生きるに値する社会」を実現することです。
そのためにも、れいなさんや運営・対話メンバーのみんなと一緒に「中高生に、未来を明るく灯せるたいまつ」を届けられる環境づくりをおこなっていきます。
控えめに言って、超楽しいです!
▼「自分を知る授業」最新情報
noteマガジン「月刊水樹ハル」では、この「自分を知る授業」のチャレンジを伝えながら、「共に、生きるに値する社会をつくるためのチャレンジ」をおこなっていきます。 同じビジョンの方とは、ぜひつながりたいですし、教員・教育者志望の方はぜひこの「自分を知る授業」のプロジェクトにご参加ください! よろしくお願いします!
次回予告(準備中)
受講者100名を突破した「自分を知る授業」。
この取り組みをさらに広げ、学校・教育現場でおこなっていくためにどうしていけば良いのか???
▼次回の「自分を知る授業」は、7/17(土)開催!(定員あとわずか!)
▼関連リンク
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水樹ハルの「まだ世には出せないお話」
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