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【誰もが笑って暮らせる社会を創る #6】なぜ新人や部署異動したてはうまく仕事ができないのか?【原因と対策】

こんばんは、「自殺者ゼロの生きるに値する社会をつくること」を目的に活動しているカウンセラー・コーチ・作家の水樹ハル@harumizuki423)です。


今回は、「なぜ新人や部署異動したてはうまく仕事ができないことが多いのか?」といテーマでお話をさせていただきます。

なぜこの話をしようと思ったのかというと、株式会社インクルージョンの就労支援員のまえあすが、就労支援事業所の見学会の企画から当日の案内まで頑張っている動画を編集していて、「大事なことだな」と思ったからです。




新人や部署異動したてってうまく仕事できないことって多いですよね。

特に、やったことのないイベントだと、

「どんなふうにスケジュールを組み立てたらいいのかわからない」
「誰にどうやってお願いをしたらいいんだろう」
「用意するものは何なんだろう」

と悩むのではないでしょうか。


わからないことだらけだと思うんです。


でも、多くの職場では、

「新人だからしょうがないよね」
「最初の3ヶ月は慣れるまでゆっくりでいいよ」
「まだ1年目だし、ゆっくり!」

というふうに優しい言葉をかけてもらえる。


けども!

本人としては、、、


「もっと早く仕事ができるなりたい」
「なんで自分はこんなこともわかんないんだろう」
「もっとしっかりしなきゃ!」

と自分に優しくできず、厳しく接してしまうことって少なくないと思うんですよ。


「ついなぜか、自分に厳しくなっちゃう問題」!



ぼくもカウンセラーとして活動してるとそういう相談を受けるんです。
なので、「少しでも心や気持ちを軽くしてもらえるようにお話をしていけたらいいな」と思って今回この話をさせていただいています。



なぜ、新人や部署異動したてはうまく仕事ができないことが多いのか?

結論から言うと、、、慣れてないからですよね。

慣れたら考えなくても無意識レベルで「ババババ!」っと仕事ができるようになりますよね。

よく例で出すんですけど、通勤とか通学の話です。


初日は迷いそうにもなるじゃないですか?

例えば、電車の乗り継ぎとかわかってなくて、

「降りる駅間違っちゃった」とか
「駅から学校や会社への向きがわからない」

とかそういうことってあると思うんですよね。


でも、毎日通う中で慣れていって、3ヶ月後に、

「なんか今日迷いそうだ!!」

ってならないんですよね?

#どんなやつだ


慣れてないっていうのはつまり、「暗黙知」が身に付いていないわけです。

#ここが今回のWHYの答えです


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「暗黙知」っていうのは、ドラゴン桜を読んでいる人はわかると思うんですけど、例えば算数の計算で勉強で、「2×4=8」とか、「80+24=104」とか数字を見た瞬間に答えがわかるあの感覚です。この暗黙知が増えていくにつれて、仕事はどんどんどんどんスムーズに効率的にできるようになっていくわけです。



習慣づけには66日必要

ロンドン大学の研究結果によると習慣は66日間で根付くと言われています。
2ヶ月ちょっとです。なのでこの期間はどうしても習慣が根付いてないし、暗黙知が少ないんです。


業界に長くいればいるほどこの「暗黙知」が多いのでスムーズに仕事ができるわけです。ただ、新しい部署に配属になってしまった場合、わからないことだらけになるのでガクッと仕事ができなくなってしまうことがあるわけです。


なので、少しずつ習慣にして「暗黙知」を増やしていけばいいんです。


とはいえ!

「なぜか、できない自分を責めてしまう」

という場合もあると思うんです。


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ここからは、その「自己否定」の乗り越え方についてお話ししていきます。
ここまで掘り下げるという事はあまりないと思うので、この乗り越え方までセットで認識してもらえたら嬉しいです。



▼学校やテレビでは学べない「自己受容」という選択

「人生は選択の連続」っていいますけど、選択を連続すると「習慣」になりますよね?


これまでは、「何かうまくできなかったときに自分を責める」という習慣があったのであれば、まずそれに気づき、認めることが重要です。

#気づいて認めるのが一番難しい
#正念場


そして、選択を変えます。

「まだ自分は慣れてないんだ」
「人間だし失敗することもあるよね」

と今の自分を認めていくことをお勧めしたいんです。


運営している「自分を知る学校」でもメンバーに伝えているんですけど、

「知らないことや、わからないことや、できないことがあっても、の自分がそうである」

っていうだけじゃないですか?

その等身大の自分を認める・・・そうすると、自分を責めるよりもストレスがかからないので頭が回りやすいんです。

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まとめると、

①「失敗したときに自分を責める癖があるんだな」ということに気づく
②失敗したときに自分を認めることを選択する

これを66日かけて習慣にしていく。

自分に厳しくではなく、自分と優しく付き合うことを習慣にしていくと、自然に自分を責めるのが減って認められるようになって、気持ちがラクになっていきます。


自分に優しくしていると、中には、

「もっと反省しないとダメだよ!」

とか言ってくる人もいると思いますし、

「自分に厳しくちゃんとしなきゃ!」

という人もいます。


でも、その人も

「人の失敗も自分の失敗も認められていないから」

そういうことを言ってしまいやすいんです。


ぼくらは人間じゃないですか?

だから脳には逆らえないわけです。

脳とはうまく付き合うしかない。

慣れるには約2ヶ月ちょいかかるんだ!!


就労支援事業所の見学会にチャレンジしているまえあすも入社したてで、慣れるための真っ只中。そんな中、チャレンジしている姿を見て、良かったら応援の意味を込めてチャンネルをフォローしていただけたら嬉しいです^^

福祉業界のことを知った上で就職できる学生を増やしていけるように、編集がんばっていきます!


今回の動画:【就労支援員】見学会の中身と裏側、見せちゃいます❗👀❗



次回

次回はYouTubeチャンネルをスタートして初!
ど新人就労支援が抱えている「8つのQ&A」です!

お楽しみに!




このプロジェクトが始まった経緯(第1話)


株式会社インクルージョンのこのプロジェクトについては、noteマガジン「月刊水樹ハル」で連載しています。このマガジンでは、他に「チャレンジできる家族を増やすためのお金の知識勉強会」をはじめ、「生きるに値する社会」を作るためにチャレンジしていきますので、見届けていただけたら嬉しいです。

水樹ハル
@harumizuki423



▼note「月刊水樹ハル」で配信しているプロジェクト



▼水樹ハルの著書



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・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

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