しゅんにスピーチの心構えを投稿するように言われた
しゅんからこのリンクが送られてきて、
https://note.com/koikenken/n/n2506b839ea18
俺にも先日の結婚式関連の記事を書けと連絡があった。スピーチの心構えを投稿するように言われたので、投稿しようと思う。
先日結婚式に参加した。そしてそこでスピーチをした。
最初に新郎に頼まれた時は、結婚式に何も関係ない話をして会場全体をポカーンとさせてもいいって言われてたので「何それ面白い」っと思って本気でそうしようと思っていた。
が、式が近づくとご両親やら新婦もいるのにあまりふざけてもなぁって気持ちになって、流石にやめとくか。って気持ちになった。何かいい話でも閃くだろうっと考え呑気に過ごした。そしたらおっそろしく時間が早くすぎた。
何を話すか考えるにあたって、まず「置きに行く」かどうかを考えた。
Youtubeで軽く検索しただけでもたくさん出てくる参考例。それを暗記して同じように話せば、外さないわけで、世の中のいわゆる「結婚スピーチ」に足並みが揃う。
定番のネタはものすごく大きい手紙を出して「デカい、デカい」とか「長い、長い」と参加者に突っ込んでもらうパターン。こんなにたくさん出てくると、とりあえずそれだけは絶対にやりたくないなと思った。
そもそも、内容を紙に書いておいて当日読み上げると言うスタイルが嫌いだと言うのもある。
ちなみに、このYoutubeで「置きに行く」パターンを検索している時点で、開場まで6時間を切っていた。AMから式が始まるから睡眠時間を優先するとノープランで当日に臨むことになるので、睡眠時間を削って考えるか、睡眠時間を最優先してノープランで行くか、睡眠時間を確保しつつ準備もできる「置きに行く」かで迷う。
最初に、切り捨てたのが、「置きに行く」。
これやるくらいなら、最初の全く関係ない話をして会場全体をポカーンっとさせる方がマシだなって思った。
次に、ノープランと睡眠時間を削って考えるだが、考えても何も生まれない場合、睡眠もプランもない状態になる。しかし睡眠を優先すれば睡眠時間だけは絶対に確保できる、ギャンブル性がそこにあった。世の中には何度も何度も内容を書き直し、それでも緊張して前日眠れない人もいるらしい。ホテルの部屋は睡魔と戦うには微妙に暖かく、このままでは問答無用で寝てしまうと思って品川付近の徘徊を始める。
東京を歩くのは楽しい。もう東京から離れて3年も経つけど、ずっと東京にいるような気持ちになる。
深夜だから誰もいないけど、平日の朝には人で溢れる品川駅を通り抜ける。
前日にしゅんが人混みが嫌で郊外や田舎に住みたくなったと言っていた。そう言う人はよくいるけど、自分は断然都会にいたいタイプだなと考えて歩いた。もう少し足を伸ばせば、新郎が一人暮らししていたエリアにもいけそうだった。そこに辿り着いたらレインボーブリッジと朝日が拝めるかもしれなかった。でも流石に徹夜明けで式に行くのはいかがなものだろうと思ってやめた。
心から新郎の幸せを願って歩いた。あと数時間で仲のいい友人達に会えることが楽しみになってきた。幸せだった。
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