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ベトナムで国際免許を発行した

ジュネーブ条約とフェーン条約

ベトナムで日本の免許を書き換えた話や、免許を取得した話はネットの記事で見たことがあるが、ベトナムで国際免許を取得した話は検索しても出てこなかったので記事にしておく。

一応国際規格としては、日本の免許はジュネーブ条約。ベトナムはフェーン条約というのに別れている。よって、明確には違うものなんだろうけど、2024年では多くの国が両方の国際免許を許容しているため、あまり気にする必要はない。

調べたところ、オーストラリアはジュネーブOKフェーンNG。オーストリアはジュネーブNGフェーンOKらしい、ややこしい。
ネットに記事がないのは、日本人がフェーンの国際免許を必要とすることはほとんどなく、日本で簡単にジュネーブの国際免許が取得できるのでわざわざベトナムで国際免許を取る奴がいないからだろう。
しかし、ベトナムに住み、ベトナムから海外旅行に行く自分には必要。
ベトナムでの申請方法は、ベトナム免許を取得するのとほとんど一緒。
運輸局に行って申請書を出すだった。

ホーチミンの運輸局で国際免許申請

ホーチミンに住んでるので、ホーチミンの運輸局に行く。

ここは、年中人がいっぱいいる。
まずは、カウンターで申請書を手に入れる。

眼鏡のピンクの服のおばちゃんに聞いたら一番したのトレイの書類に必要な内容を書けとのこと。 ちなみに、一番上が、外国人の免許書き換えの申請書。2番目が現地人の申請書。
圧倒的に現地人の利用が多いのに一番取りやすい上に現地人用を置かないユーザビリティの低さが素敵だ。

こういった書類もChatGPTに書き方を聞けば簡単にかける。 昔は、記載方法が載ってるサイトを探したり、一つづつ気合いで検索してたからほんと便利になったなと思う。
書類を書き終わると、一緒に

  • 4cm×3cmの写真

  • パスポートのコピー

  • ベトナムの運転免許のコピー

  • ワークパーミットのコピー

を提出する。

提出は左の段ボールに入れるだけ。
ちゃんと順番ずつ処理してくれるのか怪しい。
普通のクリアファイルだと出てしまいそうなのでボタン付きのクリアファイルに入れて提出。このためにわざわざ買ったけど、いつもクリアファイルが返ってくることはない。
本当はパスポートや免許の原本もファイルに入れる必要があるけど、なくなってしまいそうなのであえて入れない。
人がたくさん待つ待合室でベトナム語のアナウンスを気にしながらボケっと待つ。

待つこと1時間、ついに名前を呼ばれる。
自分の名前が呼ばれても気づかないのではないかと思ったけど、日本語の名前は呼びにくいみたいでカタコトの日本語みたいに読み上げるからすっごいわかりやすい、違和感がすごい。
そして、周りの待ってるベトナム人も「このカタコトの名前はコイツかぁ、日本人かな?」みたいな目でジロジロ見てくる。バイクに乗ってる時は、現地人と間違われてベトナム語で道を聞かれたりするんだけどな。
カウンターに着くと、入ってない、免許証とパスポートを求められお金を請求される。確か130,000VNDくらいだった。安い。
金を払ったらまた待つ。30分くらいで再びカタコトのアナウンスが室内に響き渡る。

すでにカタコトで呼ばれる外人として周りに認知されてるので、名前が呼ばれた瞬間、PERFECT HUMANのバックダンサーくらい周りがこちらを振り返って見てくる。
次は証明写真を撮って「来週来てね」と紙を渡されて終了。


ホーチミンの運輸局で国際免許受け取り

国際免許の受取日になったので再び運輸局に訪れた。

周りを見ていると、どうやらこの白いプラスチックのケースに引き換えの用紙を入れればいいみたいだった。
入れて待つこと10分くらいで呼ばれる。

これが表紙。
中のページ。

写真撮った後にここにサインしてって承諾のサインっぽくサインさせられたが、それがそのまま免許書のサインとして使われてしまったサインが下手すぎる。
住所も7月まで住んでた部屋の住所。これはベトナムの免許証がそうだから仕方ない。毎年住んでる場所か変わるから引越しのたびに変える気にもならん。


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