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列車でプノンペンからバッタンバンへ行く 東南アジア横断1-3

プノンペンのホテルの部屋に朝が来る、日が登ったらすぐにホテルにトゥクトゥクを配車、ロイヤルレールウェイのカンボジア駅へ向かう。

早朝のトゥクトゥクは何に急いでるのかわからんがよく飛ばす。
渋滞を弾幕系シューティングのようにギリギリでかわす無茶な走行ライン、車体を擦らせたいのかと思うほどだった。生き急いでるのか、死に急いでいるのか。

後ろに廃車の列車がいるよ

乗車予定の列車ロイヤルレールウェイは一日1本以下の列車で曜日によっては運行してない、そして時期によっては運行してない期間もよくある。今回の日程に運よくハマり乗車できることになった。コロナ前、一時期はタイとの国境ポイペトまで運行していたようだが、今はそこまでは運休していてバッタンバンが終点となる。

改札はなく、自由にホームや列車の車内に入ることができる。プノンペン観光で立ち寄ることもできそうだ。
ホームにあるチケットカウンターで1席$9の予約情報を見せる。多分予約しなくても乗れたっぽい。時間になったら走り出すから勝手に乗ってねって感じに言われていたと思う(何言われてるかわからん)

ホームまでバイクで忘れ物を届けることも容易

東南アジアらしくホームの段差は低い線路まで降りることも普通で、駅によっては線路を跨いで降りたりする。

街が発展していて高層ビルに囲まれているので、この駅だけが時代に置いてかれてるようだった。

朝7時前、そんなに時間に遅れることもなく列車は発射する。

生活の足としては使われてないので乗客は基本的に旅行者や特別な移動、ロイヤルレールウェイのスタッフが記念撮影で写真を撮ってくれるサービスまでしてた。

そうこうしてる間に街を抜けて空が広くなってた。これが見たくて列車に乗ったなって思った。

野牛が痩せてて乳牛にもBeefにもなりそうになかった。何でこんなに貧しい感じがするんだろうか。肋骨がはっきり見えるミイラみたいな牛だった。

踏切もなくて手旗でコントロールしてた。
到着まで9時間窓の外を見るしかやることはないがそんなに退屈を感じたりはしなかった。観光地だけでは見れないリアルなカンボジアが続いた。

途中デッキに出てみた。だれも列車間を行き来することはないのでずっとここに居ようかなと思ったら、スタッフのお姉さんに怒られた。

少し外が暗くなってきたら、窓にロイヤルレールウェイのマークがついてることに気づく。
かっこいい。
予定よりも少し早くバッタンバンの駅に着いた

到着すると同時に雨が降り出す。ついてない。
少し濡れながら歩きでホテルへ向かう。街を歩きたかったからしょうがない。

ホテルは程々の遠さだった。 木彫りのアンコールワットの壁掛けがかっこいい。アンコールワットまでもうすぐだ。


費用
ロイヤルレールウェイ:$9(1300円)
ホテル:130,000リエル(5000円)


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