淡縫 セツ

ししおどしアドバイザー    詩とか小説とか、ただの想像とか

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最近の記事

生きる目的は、生きることそのもの

こんばんは。すっかり涼しくなり、夜も早く訪れるようになりました。今日はどんな日でしたか? 私は晩にウナギを食べました。八百屋で売っていた、一匹900円のもので、骨は多かったけど、プリプリしていて脂が乗っていました。 ウナギはそんなに好きじゃないけれど、タレのかかった蒲焼きは、本当に美味しそうな見た目をしていますよね。 さて、今日は最近の私の考えについて、文字にしていこうと思います。 最近のアニメ、特に長い題名で、最後に「〜な件」と来るようなアニメは、結構内容が決まっている

    • 正しさは、踏みしめられた道みたい

      最近の雲は、秋らしいですね。雲の名前は知らなくても、その姿形は私の記憶のどこかに刻み込まれているようです。 今回は、私の思考の中でも大きなテーマである、正しさについて自分なりに考えてみます。 そもそも正しさとは何かということを考える時に、あるドラマで聞いたセリフが思い浮かびます。 「正しさとは多数決みたいなものだ。」 私がこれを思い出すのは、当時この言葉に衝撃を受けたからだと思います。 それまでは、正しさとは絶対的なもので、100%で、どこか固くてしっかりしたもの、とい

      • ゆきんこ日記 2

        ゆきんこ日記、第二弾です。前回は思いっきり自分についての話でしたが、今回は趣向を変えて、想像上の人物の日記を書いてみました。 それではレッツゴー 四十年前に、当時の恋人が死んだ。 同い年で、四年付き合った。小さな口を横に大きくにっと開いて笑う女性だった。 出会った時からほっそりした人だったが、病気になってからはみるみるうちに頬がこけ、アバラが浮き、そしてなにより、笑い方が変わった。声をたてて、大袈裟に笑うようになった。 私は知っていた。 それが心からの笑顔でないことを知って

        • ゆきんこ日記 1

          今回の台風は、変わり者みたいですね。 すごく強いと思ったら、意外と早めに大人しくなって、でも影響はちゃんと残して、あっちに行ったりこっちに行ったり。 「サンサン」という名前らしいですが、私からしたら、「ヨンヨン」って感じですね。ちょっと陰気で、ひねくれてる自由人といったところでしょうか。 台風についてあれこれと考えてしまうのは、私の心が荒れ模様だったからかもしれません。 私の知り合いに年上の、高圧的な人がいて、声が大きく、体も大きく、迫力のある男性なんです。 その人が、私の

        生きる目的は、生きることそのもの

          [短編小説]  出来立てホヤホヤ

          短編小説!出来立てなので、まだ題名は決めてません(出来立てホヤホヤは題名ではないんです、料理系の小説だと勘違いさせたらすみません笑)。 それではレッツゴーー 「千恵、ドライブ行くか。」 何の邪気も含んでいない笑顔で父が言う。 この人は、ただのバカなのか、それとも実は天才的に人の心を読むのがうまいのか、分からない時がある。それでもそこに悪意が無いことだけは、千恵にはしっかりと分かっていた。 「どうする?千恵、ドライブ楽しいぞ。」 また父が言う。こうやって誘ってくるのはいいが、

          [短編小説]  出来立てホヤホヤ

          お絵描き〜

          色々と考えて、試行錯誤して描く絵よりも、パッとひらめいてその勢いのまま描く絵の方が案外気に入るものが描けることが多い私です。 今回もその例で、あれこれと思いつきで足していきながら、完成させました。スパッタリング、めちゃくちゃ楽しいです。皆さんもぜひ!

          初めての投稿

          夏も真っ盛りで、外に出ると、「私は今サウナにいるのか…?」と思ってしまうような、蒸し暑い季節です。 そのせいか、凍えるような季節の詩を書きたくなり、案外気に入ったので、どこかに残しておこうと思ったのです。 山の天気ぐらい気分屋だから、明日には「もうやめる!」なんて思ってアカウント消してるかもだけど、それでもまあいいかと思って。 ということで、初めての投稿。 深雪 しんとした冬 山眠る森で ちらちらと降り始めた雪が 生まれては積もり 消えてゆく 空も 木々も 屍さえも 白く

          初めての投稿