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Readin’ Writin’ BOOK STOREさんのお座敷一箱古本市に出店します

 明日(多分書いてる内に今日)5/4(土)田原町Readin’ Writin’ BOOK STOREさんが毎月第一土曜日に開催されている「お座敷一箱古本市」に出店します。時間は12:00〜18:00。アクセスなどはこちらをご参照ください。

 2月から4月と毎月開催させていただいたスナック社会科ですが、ちょっとお休みするのと、おでん会の時にあまりに暑くて「読書コーナー」が不人気だったことや連帯グッズもまだまだ配りたいし、稲垣健志先生が出演された聡子の部屋で久々にReadin'Writin'さんに伺ってぐっと来たりして勢いに任せ。
 持って行く本は、このnoteの読書日記で紹介したものを中心に、刊行の新旧に関わらず「いま読んで欲しい本」を持って行きます。

 小島剛一著『トルコのもう一つの顔』

 これらは「読書コーナー」用に持っていきます⬇

 あとは岩波写真文庫各種や森崎和江著『まっくら』(本日の目玉商品)など、戦後から高度成長期を表面と裏面から再考できるものや、

岩波写真文庫各種 書影
森崎和江著『まっくら 女坑夫からの聞き書き』書影

 藤原てい著『流れる星は生きている』、小柳ちひろ著『女たちのシベリア抑留』など、戦時中・戦後に女性たちがどのように生き延びてきたかを知るものなども持って行きます。
 最近、全ての問題は繋がっているなぁ…と思うことが多いのだけど、思えば思うほど日本だけでなく、どこもかしこも実は戦後がちゃんと終わっていなかったんじゃなかったのかな、ということに行き着いて、知ってるつもりでいた先の大戦や敗戦後から自分が生まれる前の高度成長の時期に至るまで、もう一度自分が取りこぼしていたことを意識しながらおさらいすることと、それらがどういう書き方、語られ方をしていたか、それがどんな社会の空気を作ってきたか、私(たち)の今に繋がっているかを捉え直すことが必要なんじゃないか、と思って、今回売る本はそんな感じのものを中心に選書しました。
 他におすすめの漫画なども持って行きます。こちらは季節感で選びました。

池辺葵作『雑草たちよ大志を抱け』書影
田島列島作『水は海に向かって流れる』書影

 持っていくもの全レビューしたいくらいなのですが、間違いなく明日起きれなくなるので(もはやヤバい)、このへんで。今回、移民・難民を考えるものやジェンダー表象などを考えるものなどが手薄なのですが、そこは一階の店舗が充実しているので、まあいいかと。
 難聴がだいぶ進んでしまったので何度も聞き返すことが多いと思いますが、ぜひお声がけくださいねー。あと、初めて来られる方は近くのレモンパイのお店(その名もレモンパイ)がおすすめです。

では明日〜。

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