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雑記 - ノイズと生きる

生きていると、色々なことが分かってくる。
例えばおならを我慢すると、そのあとに腹痛がくること。
例えば「やる気が出てから宿題やる!」というのは無理で、やっているうちにやる気が出てくるものだということ。
例えば恋愛をしているときにだけ出ている脳内物質があって、時間の経過とともに分泌量が減ってくること。(恋愛感情もなくなってくること)

生きているうちに、なんとなくそうなんだろな…と思うことが、そのうちに根拠とともに裏付けされていく。おなかが痛くなるのにも理由がある。宿題を片付けられるのにも、恋愛が続かないのにも理由がある。

最近、学校では教わらないような些細なことを学ぶ機会が多くなった。それらはYoutubeやTwitterなどのインターネットを通して僕に流れ込んでくる。

これが楽しいと思うし、特に心理学的な根拠がある事柄について知るのはとても興味深い。メンタリストになった気さえする。

しかし、たくさんの事柄を知るうちになんだか自分の限界を知ってしまったような気がしてくる。自分にはその能力はない、もう年齢的にその能力は伸びない、その能力は遺伝的だから自分が後天的に身に着けるのは難しい…など。

そんなことはない!と裏付けてくれる理論もインターネットにはたくさん転がっていそうだが、なかなか出会うことができない。こんな風に卑屈に考えていたのだが、ある日「批判的思考は能力」という記事を見つけた。

僕はこれまでの人生で薄々気づいていたが、物事に対してまず疑う(批判)の姿勢で向かう性格の人間であった。しかし、これは一種の能力らしい。ディスカッションの際にある程度この能力があると議論が進んだり、多角的なアイデアが出るそうだ。

これを見てから、自分も捨てたもんじゃないな!と思えるような気がしてきた。インターネットの情報に飲まれ、気分が浮き沈みしている危険な人間です。助けてください。

日々入ってくるノイズから、如何に都合よく解釈して、如何に騙されないように生きていくかが人生のポイントだと思っています。ネット広告の謳い文句を鼻で笑いながら生きていきましょう。
以上、りつでした。

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