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オモコロ杯2022で銅賞をいただきました!

オモコロ杯に応募した記事が銅賞を受賞しました!

一番右下にいた!

昨年に続き2年連続の銅賞。やったね。


よっし!

今回は本当にうれしい。前回のオモコロ杯は、自分のおもしろさよりも受ける記事を選んで送ったことに後悔があった

今度こそ自分のおもしろさを送りたい! そう思い、オモコロ杯が終わった次に書いた記事がこの「水位警報機」だ。

どの記事よりも地味で、どの記事よりも狭いテーマ。それでも受賞できた。自分の「好き」を評価してもらえるのが何よりうれしい。

銀賞以上を取りたい気持ちはもちろんあったけど、僕はオモコロらしい記事を書いているわけではないので、賞をもらえるだけありがたい気持ちの方が大きい。


昨年より心は穏やかだ。前日に全然寝れなかったり当日の午前は仕事が手につかず無意識にお茶をがぶ飲みしててトイレにいつもの倍いったりしたけど。


他の受賞記事の話をしたい

自分の話は別にいいんだ。それよりも受賞記事の話をしたい。というのも、こういう記事を本気で書くようになってから2年もたつと、だんだん(一方的に)仲間意識が芽生えてくる。

書く上で一番難しいのは「コンスタントに続けること」だ。なので、きちんと続けている人がいるとつい目で追ってしまう。そして記事を読むたびに自然と思えてくるのだ。「いつか報われてほしい」と。

そういう意味では一番うれしかったのがこれ!

シュゴウさんの優秀賞。ウェブライターとして書き続けて、記事を辛口に添削される生配信イベントにも参加していた勇者。昨年のオモコロ杯にもおもしろい記事を上げていたのになぜか選外だった。そんな姿を(勝手に)見ていたので、今年はオモコロ杯〆切後につぶやいてないでどうしたんだろうと思って見たらクッソおもしろい記事があるじゃないか。これは本気だ。そう思ってひっそりブログから立ち去ったらそのあとバズってていやー良かった。

もう一つうれしかったのが、こちら。

自由ポータルZ(デイリーポータルZの投稿コーナー)で何年も挑んでいる姿を見ている。題材のおもしろさはもちろんのこと、炎上しかねないテーマをユーモアの切り口でバランス良く料理しようと挑む姿勢がすごい。読者に不快感を持たせないように書くの、今もずっと苦労してます……。


連続受賞のこと

今回、連続受賞の仲間がいたのもうれしかった。

それぞれが個性を存分に発揮し、自分にしか書けない記事を今年も書いていてさすがだ。実はお三方とも昨年の受賞がきっかけでお話したことがあったので、単純に一緒にお祝いしたい。おめでとう、やりおる。


特に楽しめた記事の紹介

ここからは単純に読んででこれいいなと思ったやつを紹介したい。オモコロ杯って、受賞作でも意外と読まれないんですよね。特に銅賞。だからここでちょっとでも紹介していい記事の閲覧者が増えてほしいなと。


単純に一番笑ったのはこれ。やりすぎって審査員は言ってたけど、これはやりすぎてて正解だと思う。小さいデカビタが混じってるのが伏線だとは。


発想が勝ちなのはもちろん、これだけ個性的な登場人物がいるのにそつなくまとめてる感がすごい。


記事に隙がなくてとても読みやすくて書き手のサービス精神が伝わってくる。雑誌の色合いとかまで工夫されてて読んでて懐かしさを感じたし、単純に街歩きとしてもおもしろい。「ウェイ」が好きです。


着眼点がいいし、きちんと足で調べてているのもいいし、きちんと検証しているから最終的には納得できるのもいい。これからはポカリだけじゃなくアクエリも買おうかな……。


記事にはたまに「トリック」が使われることがある。で、この記事もとあるトリックが使われていてびっくりした。オモコロにたまにある怪談記事かなと思いながら読んでいていい意味で裏切られた。


今大活躍しているとりもちうずらさん。同じ時期に自由ポータルZで送っていたけど、記事の質の安定感がすごかった。工作ものと友人を登場させるのがとにかくうまい。今回もさすがです。


書き続けてほしい

書き続けるといろいろなことが起こる。本気で書いた記事が誰にも読んでもらえなかったのに、気晴らしに書いた文章に思わぬ反響が来たり。たいてい予想通りにはならない。だから、今回のオモコロ杯に落選した人でもめぐり合わせが悪かっただけの人は絶対いる。

自分で納得のいく文章を書くために大事なことは、僕は「続けること」だと思っている。なので落選した人も入選した人もぜひたくさん書き続けてほしい。

ネタを考え試行錯誤しながら記事を書いていけば、必ず実力は上がっていく。手数があれば単純に人に読まれる確率もあがっていく。

あと、いろいろ書いていると自分の強みが見えてくる。強みがわかれば、自分が本当にやりたいことへの理解が深まるかもしれない。もしかしたらそれは文章じゃないかもしれないけど、それはそれでアリだ。


説教くさくなってしまった。こういうのあんまり良くないな。

でも、続けてほしい気持ちは本物だ。

そうすれば新しい世界が見えるかもしれないから。少なくとも、活躍しているライターはほぼ全員そうしてきているのだから。

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