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【エッセイ?】駅の伝言板に思いを馳せる、大学3年生、男。

今と昔。 違うことだらけ。

最近シティハンターという作品にハマっている。

主にみているのはアニメ版である。
アニメ版は1987年に始まった。

原作となる漫画は1985年に連載がスタート。

今から、39年前の話である。

シティーハンターという作品は1980年代の新宿を舞台としており、作品の中にもそれを色濃く反映する「示準化石」が数々出現する。

その中でも、一番興味深いと感じたもの。

それが、

駅の伝言板。


シティーハンターの作品の中では、駅の伝言板というものは不可欠なものである。

というのも、

新宿駅東口の伝言板に「XYZ」と書き込む。

それがシティーハンターに仕事を依頼する方法である。

駅の伝言板が無ければ物語が始まらないといっても過言ではない。
依頼(美女限定)が無ければ、冴羽獠は動かない。
(伝言板が関係ない話もあります。。。)

当時、携帯電話もあまり普及していなかった時代。
駅での待ち合わせや、連絡手段として機能したという。

正直、私にはピンとこない。

当たり前である。

それ(伝言板)を見たことないのだから。


今現在、駅の伝言板は絶滅危惧種といえる。

私がよく使っている駅では見かけたことが無い。
旅先でも基本見かけない。

すこし調べた結果
伝言板は携帯電話の普及により、姿を消していったそうだ。
ほとんど残っていない。。。

まぁ、考えなくとも
黒板にメッセージを書くという古典的な連絡手段よりも
携帯電話の方がはるかに便利である。
いつでも、どこでも、連絡が取れるのだから。
そりゃ伝言板は淘汰されるわけだ。

今はスマートフォンが通信機器第一線を駈ける時代。
LINEなどのチャットアプリで簡単に連絡が取れる。
なんなら、自分の位置情報を共有できるアプリもある。
それを使えば、待ち合わせじゃなくて待ち伏せすら可能である。
便利な世の中になったものですね。
(不便な時代を知らないのですが。。。)

伝言板について調べてみると、実際に利用したことのある人のエピソードがいくつか見つかった。


伝言板に見覚えのある名前や筆跡があると、うれしく思う。

伝言板でのやり取りは、一対一かもしれない。
LINEのやり取りは、誰も覗き見ることはできないだろう。
しかしながら、伝言板は様々な人から見られる。
友人のやりとりを垣間見れる場となりうる。

また、少し意味は変わってくるが、落書きに注目する。
このnoteのヘッダー画像を見てほしい。

ヘッダー画像

右から二枚目の黒板の真ん中下にXYZと記載されている。
誰かがシティーハンターに影響を受けて
冴羽獠に依頼を出したのだろう。

シティーハンターを知っている人間からすると
うれしく思う。(作者的な感想)


自分が伝言を残すときは少し緊張した。

現代でも何かメッセージを送るときには緊張したりすることはあると思う。
(自分の場合は、課題提出遅れのメールを教授に出すとき緊張します)

しかしながら、これはあくまで発信する側が感じているもの。
受取手からしたら、ただの文字のメッセージだ。
ただ、伝言板の場合、受取手も筆跡等から、発信側の感情を感じることが出来そうな気がする。
勘違いかもしれないが、勘違いができる余地が生まれるというのが、魅力だと私は感じる。

前時代的なコミュニケーションツールだけど。。。

現代よりも、人間らしさが伝わりやすい気がする。


これが駅の伝言板に対する、自分の感想である。

以上

あわたどの。



で、おわらないからね~~~


シティーハンター面白すぎる。
シティーハンターだけであと5本はnote書けるわよ!!

今回は、駅の伝言板に焦点を当てたけど
39年前の作品とだけあって、他にも現代では見ないものがいっぱい!!

ポケベル全盛期だし、ファッションもバブリーだし、世界情勢も反映されてるし~(今じゃ何かしら怒られそうな描写もたくさんだし~)

見てるだけで歴史のお勉強!って言ったらショックを受ける人がいるかもしれませんね。。。

もちろん、シティーハンターの話の内容も無茶苦茶面白い!!

だけど、昔の日常がどうしても気になってしまうのですよ。
その点も注目して観るとさらに面白いと思います。

今度こそ!


以上。

あわたどの。

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