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脱 • 日本人

問い「東京五輪後に、私は(我々日本人は)
どんな気持ちになりたがっているだろう(どんなエンタメを欲するだろう)?」

この問いに対する、(コロナ前に考えていた)私のコタエを書き留めておきたい。

❶東京五輪までの様々と開会式を通して、【日本らしいかっこよさ】【日本人らしい心】【日本人らしい粋】に触れたり、向き合ったり、誇りに思ったりするのだろう。
❷そして、日本人であることに「決着」がつく。ヨーロッパやアメリカと比較したり、外国から褒められないと自分を保てなかったり、から解放される。
❸その「決着」を経たことで、多様に羽ばたたきやすくなるんじゃないか。
❹より「動物としての人間」「本能」「衝動」「好奇心」「自分のリアクションに正直に」という方向へ向かうんじゃないか。
❺「個人」や「アイデンティティ」という言葉でもあらわせそうだが、もっと野生味のある言葉で切り取られそうな気はする。
❻さらに「自己決定ゲーム」の幸せ感だけでなく「世界とつながる、世界の美しさを味わう」幸せ感もより広がってゆく気がする。

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コロナが広がって、自分が想定していた「五輪後になるだろう気持ち」に意外にも早くなった。2020年4月ごろかな。時間の使い方が変わり、関わるひと(関わらない人)が変わった。「好きなこと」「好きな人」「やってみたいこと」「おもしろそうなこと」「私の心が動くこと」に以前より目が向くようになった。気がする。

正直、【今の日本人の粋】【今の日本人がつくるかっこよさ】【今の日本人が世界と体験したい時間】というものに以前ほど興味がなくなっている自分がいる。かといって、決着がついているほどではない。どちらかというとずっと引きずっているくらいだ。

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野村萬斎さんが統括になった。
西洋医療では死後の命は扱えない。
日本では伝統芸能が死後の命を扱ってきた。
復興五輪。萬斎さんが統括となり、
死後の命をも救えたら、
そんな瞬間に立ち会えたら
どんなきもちになるのだろう。
たのしみでしかたがない。

いつのまにか萬斎さんから
MIKIKO先生が統括になったらしい。
MIKIKO先生なら、絶対に良いものをつくってくれる。素直な心で、革新的で核心的なものをつくってくれる。楽しみでしかたがない。

MIKIKO先生が、電通のもろもろにより、外されたことを、文春の記事で知る。はー。

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改めて、2021年 7月 23日 18時現在 のきもち。

ヨーロッパやアメリカから褒められることで自我を保つような感覚から解放されたい。「脱 日本人」。

共に生きる人と、共有したり、共感したり、全く共感しなかったりしたい。

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