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モヤモヤの連鎖が世界を滅ぼす (16/365)

どんなに穏やかな人でも、イラっとしたり、モヤモヤすることはありますよね。しっかり向き合って昇華できればよいのですが、できないときはモヤモヤの連鎖が周りをさらにモヤモヤにしてしまうでしょう。

少し前の「スナックキズツキ」というドラマを観ています。

どこにでもいる善良な人たちが、ちょっとしたことで傷つき、モヤモヤを抱えてとあるスナックに迷い込む。原田知世演じる不思議なママによって自分の「傷つき」「気づき」、少しだけ気持ちが軽くなる、そんなドラマです。

このお話しの特徴は、登場人物が善良な人々だということです。でも彼らは自分の傷ついた心を見ないようにしているため、そのモヤモヤの持っていき場所がなく、つい他人や家族にあたったりしてしまうのです。あたられた家族はさらなる傷を抱え・・・

このドラマを観て感じたのは、そんな痛みやモヤモヤは連鎖するということです。最近のパンデミックの状況から、伝染の連鎖が短い間に如何に社会全体に広がっていくかみなさんもよくご存じだと思います。

ちょっとした怒りや苛立ちの連鎖をとめない限り、社会が陰鬱とした方向に向かってしまうのでしょう。この悪循環を断ち切らないと。

逆に、感謝の気持ちを伝えて行ったらどうでしょう。意外と短い時間で社会は変わるのかもしれません。「ペイフォワード 可能の王国」(2000年・アメリカ) という映画があります。

貧しい母子家庭に育った少年が学校の課題に出したアイデアとは、

「人に助けてもらったら、3人の人を助ける」

という単純なものです。彼は、親切が連鎖してやがて社会が変わるということを心から信じて実行します。


シネマトゥデイから引用

これはおとぎ話でしょうか?

自分の感情と向き合って、日々の行動を少しだけ変えてみませんか?

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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