見出し画像

最初の一歩が手伝えない【カウンセラーの悩み】

私自身がシンドイ生き方をしていたことに長年気づいていませんでした
パニック障害をこじらせ、紆余曲折の末カウンセリングにたどり着き

これは普通ではなかったんだ
みんな、シンドイけれど我慢しているのではなく
そもそも、そんなシンドイ思考じゃなかったんだ
ということに気づき、
認知を変えることですべての面で楽になっていきました

そのため【シンドイ思考に気づいていない人】を見ると、
放っておけないんです

カウンセリングを受けようとする方は
自分と向き合う覚悟を決めた人々です
藁にも縋る気持ちでたどり着くカウンセリングかもですが
そこには【シンドイ自分を何とかしたい】との
確固たる決意を感じます

ダイエットする気がない人がライザップに通っても痩せません
【占い信じません】って人に、ゲッターズ飯田さんの言葉は届きません
手術する気のない患者さんは医者でも治せません

身近な人から相談や愚痴を受けた際
カウンセリングを受けたら楽になれるのに
悩みの表面はそれだけど、根本原因にアプローチして
じっくり時間をかけるチャンスなのに
と思って伝えても、なかなか取り合ってはもらえません

ましてや「カウンセリング受けてみたら」と言ったら
呈の良い宣伝に思われて終わりです

「自分でもわかっているけれど、そこは見て見ぬふりをしたいんだよね」
ってところと、カウンセリングでは向き合う必要があります

だから、避けたい
できれば何となくで、解決したい
というパターンがとても多いです

根本の認知を変えることで、楽になることはきっとたくさんあります
「絶対に無理」と思っていたことが、
認知の変化で楽になる体験を一度でもすると
次に問題にぶつかった時も、
考えて行動して自分が楽になれる方法が見つかります

でも、その一歩目が遠い
踏み出さないうちに問題が深く濃くなってしまいます

苦しい時間は少しでも短い方がいい
だからこそ「まだ大丈夫でしょ」のうちに
向き合って行動して、元気になって欲しい

一人では迷宮入りするけれど
そのためのカウンセリングです

私の周りのすべての人が
楽に暮らせたらいいのになー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?