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方位取り

先週、前から予定していた南の島への方位取りに出かけてきた。
東京から真南、といえばあそこしかないのでわかる人にはわかるだろう。

方位取りでもなければ、決して旅行に出ようとは思わなかっただろう地を旅し、土地を存分に味わって、とても実り多い体験となった。

私はもともと、方位取りには結構懐疑的だった。
ある団体に所属しているひとたちが、グルのご指導のもと、あちこちをさんざん旅した結果、呆然自失になっている様子をみたこともあって、あんまりあやかるものじゃないんじゃないの?と思っていた。

といいながらも、日ごろの暮らし、特に住まう家の間取りや向きが、どれほどまでに住まう人間へ強い影響を及ぼすか、ということは前からとても重視している。

水回りがどこにあるか、風の流れ、滞留しやすい部屋はどこか、などは、とても住まう人に影響する。

風水に興味を持った人は体験があると思うけれど、完璧に風水的に100点満点、な家は現実的に不可能である。必ずどこかにしわ寄せは出る。それは、現代社会の衣食住に、基本的に無理がある、ということともいえる。

最大の風水は何かというと、風呂と台所と厠(トイレ)を、家の外に設置することである(笑)

ほんとうにどうしようもない住まいに住んでいる人にできるアドバイスとしてかなり実効性があるものとして、自宅の風呂と洗濯機の使用をやめろ、というものがある。私がこのアドバイスをみかけたのは、確か京都の風水師さんの本だったが、私もやむなくこれを実行するしかない環境におかれ、実践したところで命拾いしている。

命拾い、なんて書くと大げさかもしれないけど、それくらいアホなことをわたしは過去やらかした。一番移動したらいけない方位に、長距離かつ引越しで移動してしまった。それが東京に出てきたときなのである。

あの時、方位を読まなかったわけではない。ああ、よろしくないなーと思いながらも、動かない訳にはいかない、という、私の中での優先順位が高かった故の引越しだった。

そもそも、私の人生において、成人後、自ら望んで引っ越したものも多いけれど、子どもの頃も3回引越ししており、その3回目がおそらく、わたしにとってあまり良いものではなかったのではないか、という感覚がある。その後からわたしはとにかくいろんな意味で調子が悪くなった。

しかし、だ。
とても浅い意味での「調子が悪い」という定義は、この世を理解するために必須の体験、ともいえるように思う。

調子が悪い、という体験を通る人にだけ開ける世界があるわけだ。

結局、悪い方位に引っ越したり、旅行したりすることで露呈するのは、自身が貯めこんだ膿だ、ということ。そういう方位を取ったということは、強烈にデトックスするチャンスを潜在的に欲していたということとも言える。
私見だが、代々続く困った因縁などを抱えている時に、それらも含めて一掃したいときに、そういう行動にかられる、というのがあるようにも思える。

もちろん、これで潰れてしまう人もとても多く、冗談抜きに命の危険すらありえるくらい、方位を侮るとやばい。そのことはよくわかった。

と同時に、自身の膿をきちんと浄化すれば、怖いものはなくなる。だが、なかなか厳しい道でもある、、

とはいえ。
何かしら調子がよくない、と感じている人は、良い方位へ旅に出ることをおすすめします。引越しするのがいちばん効き目があるのだけど、まずは旅。

いろいろ指南本は出ていますが、わたしは西谷泰人先生の本(世界一の開運法! 吉方旅行と引っ越し 株式会社 創文)でやってます。
西谷先生の鑑定もおもしろいです。
掌を測量して、何歳で何が起こる、というのを的確に当てるのが凄い。
私が予言されたことは、果たして当たるのかどうか…

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