日記

今週は仕事が忙しかった。あたたかくなったり寒くなったりで皮膚もいそがしい。

『ブルーピリオド』と『北北西…』の新刊を読み終えた。よかった。歌集もたまっているから読み進めなきゃなあ。これいつも言ってるけど。

『ねむらない樹vol.6』、日曜日くらいには店頭に並ぶかと思っていたけれどまだのようで、手に入らなかった。土曜日に葉ね文庫までいって買えばよかった。葉ね文庫には何度となくたずねているけど、なんやかんや家から1時間ぐらいかかるので最近はなかなか行けていない。

土曜日に、『実況 近代建築史講義』の読書会。ルネサンスからモダニズムまでの流れを見ていった。おもしろかったところをかいつまむ。

・バロックでの楕円の登場と、ケプラーの法則の発見の関連性について
ルドゥーの「ショーの王立製塩工場」。めちゃかっこいい。
・「ネオ」の乱立と、折衷主義の登場→様式の価値が均質化して、パーツのように扱えるようになった→それは「国民国家」、新聞の発生(=標準語体型の確立)による均質化された平面の登場も関係がある
・鉄筋コンクリートのはなし。鉄の登場(産業革命)は建築界の大きなブレイクスルーだったんだなと。技術的な話が出てくるとテンションがあがる。
・エッフェル塔のはなし。技師VS意匠家の対決で、技師が勝利する。エッフェルって人の名前なんだな〜

岸政彦・柴崎友香共著の『大阪』を買った。まだ冒頭のところしか読めてないけど、この本はおそらく「大阪府」ではなく「大阪市」をメインに扱ってるんじゃないかなあと想像している。(違ってたら違ってたでいいんだけども)僕は大阪市内に住んだことはないので大阪市のことを知ってるようでよく知らないなと思う。土地のこと、記憶のこと、時間のこと、それをどう書き留めるのかということに関心がある。読むのがたのしみ。

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