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地方YouTuberやってみた

最近YouTubeに力を入れている。
あわぢ暮らし」という、3700人の登録者さんがいるチャンネルだ。

私自身がホームレス移住から3年間で得た幸福度と、私の能力の割に大きいと感じているステップアップの経験を広めたいという思いから発信をしている。
「地方×若者×挑戦」という、新しいキャリアの形を構築するというミッションが私の原動力だ。

NPO法人などで移住政策にも関わっていることもあり、「あわぢ暮らし」では移住希望者向けのコンテンツを多くあげている。
今後は田舎のキャリア「イナキャリ」の素晴らしさも発信していく予定だ。

地方YouTuberには大きなメリットがある。
それは、地元の人が見てくれる事だ。

自分の地元の発信には関心があり、これまで何回も「YouTube見てるよ!」と声をかけて頂いた。

初対面での難しさがある地方において、
事前に知ってもらっている状態は非常にありがたい。

もう一つのメリットはその地域について詳しくなるという事だ。
例えば、淡路島の移住についての動画を企画した際に、必ず知らないことが出てくる。
その度に調べていくと、地域の魅力や課題が見えてくる。

動画へのコメントのレスポンスにしても、意外と知らなかった事も多く日々勉強させてもらっている。
そこで見えてきた課題を解決することが地方創生に繋がり、またビジネスチャンスでもある。

最近感じた事だと、圧倒的に「家」問題が大きい。そもそもネットで探せる家の数が少ないために、移住したくても出来ない現実がある。

移住希望者がいるのに受け入れられない現実は死活問題だ。そこの間を担えるようになる事がどれだけ大きい事かと痛感させられる。

しかし、今の私にはそこを埋めるだけの術はない。そこで、空き家をテーマにした動画作成や、YouTube内で移住を完結させられるサービスの展開を企てている。

相方の堀田と作った動画はどれも思い入れがあり、いつもニヤニヤしながら自分達の動画を見ている。笑
編集は堀田がやってくれる為、私としては撮影後に動画がアップされるのが楽しみで仕方がない。

そして、「今回の動画も面白かったね」というキモい会話を繰り返すのもまた一興だ。笑
継続の秘訣は「仕事であり趣味である」という必死さと気楽さのハイブリットが生み出すものなのかもしれない。

今日も堀田と、「こんな生活で生きていけてるのってヤバくね!?」とやばい会話をしていた。

因みに、堀田はまさに「イナキャリ」の実践者だ。彼はもともと動画編集専門の仕事を東京で行っていた。それが今では撮影技術を身につけ、企画から撮影、編集までを行い、仕事をもらえるようになった。(あわぢ暮らしでは出演も)

淡路島に来てから自分が身につけたい能力を習得し、10月には「まちの個展」という堀田が撮影した30枚の写真が地域で展示されるイベントが開催予定だ。
今日はその取材も入っていて、有名人面で写真撮影に応じていた。笑

地方についての情報発信には一定数の関心があり、地域のことを知るにも、馴染むにも大きな役割を話してくれる。

発信してみて入ってくる情報は、発信したものにしか届かない貴重なもので、次の扉を開く鍵になる。

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