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awai リフレクションジャーナルクラブ2022年5月の執筆テーマのご紹介

こんにちは!5月のはじまり、いかがお過ごしですか?

日本はゴールデンウィークということで、普段とは少し違う場所に出かけた(出かけている)方もいらっしゃるでしょうか。

環境が変わり、目に入ってくるものが変わると、思考も気づきも変わってきます。

特に自然の中では生きるために大切なことがふわりと浮かんできたりして。


訪れた先でいろいろな気づきがあり、それを書き留めておきたいという気持ちが起こることもあれば、言葉として綴っておくことにあまり意欲がわかないということもあるかもしれません。

そんなときは体験を優先するタイミング。


寝ている間に脳の中がお掃除されていくように、わたしたちは体験を学びや言葉に変えるのに時間が必要です。


いつもとは違う環境に身を置いたら入ってくる刺激も情報も変わってくる。

それらが自然と耕されていくのにはいつも以上に時間がかかるかもしれません。


旅先でたくさんジャーナルを書くもよし、のんびり過ごすもよし。


まずは自分自身の感覚や想いを感じてみてください。


ちなみに、こちらは書くことについてではなく、読むことについてですが、ニーチェは「あまりに多くの本を読むのは良いことではない」と言っていたそうです。

本を読むことでわたしたちは新たな知識や情報、刺激を得ることができますが、それに慣れてしまうと自分の考えを形成するために本や他人のアイデアに依存するようになる。

本で読んだことに対して、イエスかノーか、あるいはその考えに対する批判をするだけになってしまう。つまり、主体的な存在ではなく、反応的な存在になってしまう、ということにニーチェは警鐘を鳴らしていました。

これは本を読むことだけでなく、理論やフレームを学ぶのについても同様のことが言えるかもしれません。

理論やフレームを知ることでわたしたちはこれまでとは違ったプロセスや視点でものごとを考えることができるようになりますが、一方でそれにとらわれてしまうということも起こります。

「より良い選択肢を見つける」ために理論やフレームを活用していたはずが、その理論やフレームを活用することそのものが目的になってしまったりして。

便利な考え方を手に入れたときほど「これを使うことでこぼれ落ちているものはないかな」ということを考えてみてください。


awai リフレクションジャーナルクラブ5月の執筆テーマは、そんなことにも関係する内容です。

「書く」ということを通じてより深く自分と向き合うための執筆テーマをご紹介します。


なお、読むこと・学ぶこと(インプット)と書くこと・考えること(アウトプット)、実践・体験することと余白(何もしないこと、ゆったりすること)について、わたしの中では1:1:4:4くらい(もしくは、アウトプットがインプットの倍くらいになっているくらい)がちょうどいいかなと思っています。

2:2:3:3になると実践や体験がちょっと少なく、さらに3:3:2:2になると、頭でっかちになっている感じがします。

あなたの中で今、インプットとアウトプット、実践と余白のバランスはどんな感じでしょうか?

この先はawai リフレクションジャーナルクラブ【LIFE】および【INTEGRAL】にご参加の方・リフレクションジャーナルのマガジンを購入いただいた方に閲覧いただけます。


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【こちらは2022年6月よりawai Lagunaの活動へ移行します】 リフレクションジャーナルを綴ることにご関心がある方はawai Lagunaにご参加ください。 https://laguna.awai.space/about

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【こちらは2022年6月よりawai Lagunaの活動へ移行します】 リフレクションジャーナルを綴ることにご関心がある方はawai Lagunaにご参加ください。 https://laguna.awai.space/about

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