233-234 話をするように、景色そのものになるように
233. 習慣になること、ならないこといつの間にか一日がはじまった。今日はそんな日だった。思えば、深夜のセッションの翌日というのはいつもそんな感じだ。覚醒した脳の状態と、翌日は決まった予定がないという気持ちから、眠りにつくのが4時頃になる。しかし外はあっという間に明るくなり、8時頃には日の光や鳥の声に起こされる。その頃はまだ「中途半場にしか睡眠をとることができていない」という感覚があり、掛け布団を頭からかぶる。いよいよ暑くなってきて10時すぎにはまだ眠りたい気持ちと寝疲れの狭