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うすらい -あわいに暮らす-

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うすらいとは、春先に溶け残った薄い氷のことです。氷の向こうにおぼろげに見えるすぎゆく季節とちかづく季節のように、身体の中で言葉になりきれていない感覚と思考、そしてまだ感覚にも思考…
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#日々の暮らし

243-245 内なる気づきに目を向けるとき

243. シューマン共振波とスプーン曲げ空に雲があると思うのは、雲が白いと知っているからだろ…

242 脳波と暮らしとコーチング

242. 脳波と暮らしとコーチング日中は日が差していたが、空にはまた雲が広がっている。いつ雨…

240-241 欧州での3度目の夏、内と外の変化

240. 欧州での3度目の夏、内と外の変化体と空気の境目をなぞるような暑さを感じる。これは、外…

239 真夏のアメイジング・グレイス

239. 真夏のアメイジング・グレイス寝室の窓を閉めると、中庭に響いていた大きな聞こえなくな…

235-236 あの日の香り

235. 正しさよりも美しさを南の空には数本の飛行機雲がかかっている。今も西から東にツーっと…

237-238 凜とした静けさの中で

237. いつもと違う日もいつもと同じように中庭のガーデンハウスの上を黒猫が小走りに通り過ぎ…

233-234 話をするように、景色そのものになるように

233. 習慣になること、ならないこといつの間にか一日がはじまった。今日はそんな日だった。思えば、深夜のセッションの翌日というのはいつもそんな感じだ。覚醒した脳の状態と、翌日は決まった予定がないという気持ちから、眠りにつくのが4時頃になる。しかし外はあっという間に明るくなり、8時頃には日の光や鳥の声に起こされる。その頃はまだ「中途半場にしか睡眠をとることができていない」という感覚があり、掛け布団を頭からかぶる。いよいよ暑くなってきて10時すぎにはまだ眠りたい気持ちと寝疲れの狭