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うすらい -あわいに暮らす-

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うすらいとは、春先に溶け残った薄い氷のことです。氷の向こうにおぼろげに見えるすぎゆく季節とちかづく季節のように、身体の中で言葉になりきれていない感覚と思考、そしてまだ感覚にも思考…
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2019年9月の記事一覧

380-381 青い光と星の声

380. 変わる天気と葡萄の香り片付けと洗い物、拭き掃除、掃除機がけを終えて、流していた音楽…

378-379 死とつながる暮らしを生きる

378. 死とつながる暮らしを生きるパソコンを開け、来ている連絡を確認しているうちに空が明る…

376-377 戻ってきた世界、アナさんの引越し

376. 戻ってきた世界、アナさんの引越し書斎の机の前に座り、小麦若葉とヘンププロテインをお…

373-375 時間の花に出会うとき

373. 朝の風久しぶりに書斎の机の前に座った。わずかに開けた窓から流れ込む空気は、ひんやり…

372 情報の渦と「これから」に向けての調整

372. 情報の渦と「これから」に向けての調整19時になろうとしているが、外はまだ明るい。「ま…

370-371 波打つコンサートホールの夢

370. 波打つコンサートホールの夢小さな湯のみに入れた白湯を冷ましている間にベランダに出る…

369 美しい庭でのコンニチハ

369. 美しい庭でのコンニチハ開いていたパソコンのウィンドウをひとつひとつ閉じた。放っておくとパソコンの画面はすぐに、開きっぱなしのものでいっぱいになる。私たちの頭の中もそうだろう。今この瞬間にどれだけのウィンドウが開いているだろうか。その中のただ一つと向き合えているだろうか。夜寝るときに、全てのウィンドウを閉じているだろうか。 昨晩は深夜のセッションのあと、いくつかの作業をし、ベッドに入ろうと掛け布団を整えようとしたところ、近くのテーブルの上に置いていたカップに布団をぶ

367-368 喉の痛みに効く食材を探して

367. 静かな朝朝の風は、すっかり冷たくなっていた。1日1日と移りゆく季節。この数日は、風の…

366 長いはじまりの終わり

366. 長いはじまりの終わり スキポール空港からハーグに向かう電車が地下から地上へと上がる…

365 子猫の足音と喉の不調

365. 子猫の足音と喉の不調今日は朝からずっと、薄曇りの空だ。先ほどリビングから、道を歩く…

364 割れたiPhoneを買い換えるとき

364. 割れたiPhoneを買い換えるとき旅の荷物を片付け、リビングのテーブルに向かう。脱水を始…

363 ハーグの自宅に戻って

363. ハーグの自宅に戻って大量に開いているワードのウィンドウを一つ一つ閉じ、やっと、最新…

362 動くこと、言葉にすること -ボルダリングからの気づき-

362. 動くこと、言葉にすること -ボルダリングからの気づき-小麦若葉とカカオパウダー、ヘンプ…

361 白湯から始まる、楽しみな1日

361. 白湯から始まる、楽しみな1日 昨晩は、この数日間のことを振り返って言葉にしようと思っていたが、会計事務所に行ったときの話を書いて、そこまでになってしまった。思考をするエネルギーはあまり残っていなかったがなかなか寝付けもしなかった。この、壁紙の黒い部屋といのはなんだかエネルギーを吸い取られる感じがする。と思っていると、余計にそんな流れになってくるのだろう。 そんな中でも今回の滞在では、朝、オイルプリングをしながら太陽礼拝のポーズを繰り返した後、白湯を飲むということ