メモ書き 12/3

「こんばんは」 「こんばんは」 「元気?」 「うん」 「仕事は?」「昨日受けたところの結果きて駄目だった」 「へえ」 「一時間も面接で話したから 決まったかと思ったけどね」 「一時間?長いね」 「もうひとり受けててその人は15分くらいだったからさ」「そっか 条件よかった?」 「前よりはね」 「家から近いとこ?」 「車で15分くらい」 「よかったのにね」 「そうなんだよ でも 朝が早かったかな」 「何時?」 「8時10分からラジオ体操があってさ」 「ラジオ体操か そういうの苦手でしょ」 「ちょっとね」 「たぶん嫌な顔したんだよ」 「そうかな 少ししたけど」 「こっちはさ 朝バイトに出てんだよ」 「え そうなの?」 「そう 配達のね」 「やっぱり お店大変なの?」 「大変ってよりか じぶんのペースで続けようと思ってさ それには 週3朝働いたほうが いいんだよ」 「そっか」 「ある程度どんなペースか見えてきたとこあってさ じぶんがやってんのもあるからなんだけど すごい利益でるとかは無いわけよ でも続けようかなって そっちで話してたとき浮かんでさ そんで戻ってすぐ探したの 毎日 3万歩近く歩いてるよ」 「それ相当だね」 「まぁ 歩くの好きだからやってるとこもあるしね」 「歩いてる時 考えたりする?」 「めちゃくちゃするね その為に歩いてるようなもんだよね 娯楽だもん」 「娯楽か そこまで思ってなかったけど 娯楽かもな」 「娯楽だよ 最近さ休みの日は 大田区のあたり歩いて銭湯入って帰ってくるんだよ」 「そういう時間はあるんだ」 「作るようにしてる でも映画は見に行く時間なくなったよ 散歩優先だから」 「早稲田松竹も?」 「行けてないね ほとんど」 「都内って交通機関あるからそういうことできるよな」 「そうだね 歩く時 車でどっかまで行くの?」「そうだね そういう時もあるね」 「こないだ久しぶりに会ったけどさ 調子よさそうだったからさ どうにでもなりそうだね」 「そうかね でも Sちゃんも昔より 元気だったな」 「じぶんにとってのいい状態がわかるようになってきてさ ちょっと違うかって時も 修正がすぐできるようになったよね」 「けっこう確信もってそれもできる感じだよね 昔はこのひとどうなんのかな?みたいに見えてたけど」 「じぶんに対しての扱い方を変えた時期があるからね」 「おれはそういうのじゃないけど じぶんを外側から見るようになったよね」 「へえ」 「まぁ年内には ちょっとどうにかしようかな 作戦もすこし変えてね」 「そうね でも 大丈夫そうにしか見えんよ 心配したことないしさ」 「一回食料送ってきた時は すこし心配してたでしょ? 研修のあと」 「ああ まぁ でもちょっとだけだね 心配ってほどじゃないけどね わかりやすく調子悪そうやったし」 「あの時は じぶんでもちょっとおかしかったと今ならわかるよ」 「まぁ でも楽観的だよ じゃないと そうならんよ」 「そうかもね 楽観的ではあるな」 「そのうち また 報告ください」 「できるか わからんけどね」 「そいじゃ」 「また」 

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