2016.4/23のメモ書き

ここしばらく 冬みたいな忙しさ この日も詰め込まれてる現場回り 労働終わって 吉祥寺キチムへ アルゼンチンから来た カブサッキさんのライブ テニスコーツ 原田郁子さん 四人のセッション 熊本から避難している 坂口恭平さんの 飛び入りの歌も聞けた 古本案内処の店主Kくんにも遭遇 郁子さんの「銀河」 とても響いた ライブ終わって 仕事道具担ぎながら 帰る 久しぶりに 山の上の友人に電話する 「どう 変わらん?」「うーん 変わらんね」「実家の方は 地震大丈夫やった?」「揺れたみたいやけど 大丈夫みたい」 「Tは 引っ越したよ」 「みたいやね よう行ったな」 「引越しすこし 手伝ったけど 最後は全部 処分したみたいよ」 「言ってくれたら おれも手伝いいったよ」 「ほんまかいな」 「最近は 休み取ってるからさ 行ったよ あいつには随分 引越し手伝ってもらったしさ」 「あれは 手伝いきれん荷物の量やったよ」 「強制的に 移動にならんと やらんかったやろな」 「そうやね 出発直前まで 仕事場にも行きながらで バタバタしとったわ」 「そうか おれも 来年には どこか行きたいな」 「嫌だって言ってても ようやっとるよな」 「なんだろうね 辞めるって言いに行った時の 上司が別の人だったら もうおらんかったかもな なんか 流れで こうなっとるだけやからさ」 「最近 自分は 接触したいと思う人は 一割くらいかなって 思えてきてさ だから 今みたいな仕事の仕方なのかもな」 「10人いたら 1人くらいいたらいい方?」 「うん そんな気する そっちはどうよ 今のとこで?」「五割嫌で 残り五割はどっちでもない感じかな」 「優秀な職場やね」 「そうか でも仕事以外では 話さんしな」 「そうか こっちは 人は好きなんよ 好きになる人が 極端に少ないだけで」 「前から?」 「だんだん こうなってきたのかも 気づいてなかったんかもな」 「人間関係のスリム化やね 俺 まだ力入っとるわ」 「でもさ 人って 仲よさそうに話してても さほど 仲良くないことの方が 多い気がする 気のせいかな」 「いや そうだよ たぶん でも 他の人の方が 楽しげには見えるけどさ」 「見えてるだけかもよ」 「こういう 自問自答も そもそも せんやろ あんまし」 「そうか」 「でも だから シンプルになっていくのかもしれんし」 「次 行く所 決まってないの?」 「まだね でも ここからは遠くに行きたい」 「そうか」 「桜が 今日くらい散ってさ 三日前くらいが 満開やった」 「やっぱり 空気違うな」 「こっちはね 寒いんだよ」 「声聞けてよかったよ  またね」 「ありがとう」 果たして Iと私も どれだけ 話せているのだろうか? わからんもんだけど 山の上の 桜を頭に浮かべ Iも生きとるなぁって 思ったら すこし ほっとしたよ

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