セカイノオワリ〜あのバンドではないはなし〜
終末観について、ゆづおさんの書かれた、懐かしい感情を引き起こされた文章をシェアします。
私は終末観をもって子供時代を過ごしました。
私自身は、世紀末のノストラダムス大予言は10歳くらいでしたが、なぜか私も周りもあまり気にしませんでした。
それより1995年の阪神淡路大震災や、その前の昭和23年とかの関東大震災のはなし、公文などで読まされる地球の終わりを警告する随筆文などで、私の心は恐怖に満ち溢れていました。
水族館に連れてきてもらうと、死んでも痛みを感じなそうな、「くらげになりたい」と切に思っていました。
あとは知らない人に誘拐されたり、殺されたりも怖かった。
そうして過ごした子供時代でしたが、何もできず、ただ勉強を続けました。
そして、今は言い逃れ用のないくらいの大人の年齢になりました。
今はただ、子供達に何も考えずに明日死んでもいいように生きてほしい。
それを大人もわかってほしい。
そのために今一度、私は子どもに帰る。
そう正当化して、生きています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?