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サハラに行ったことはあるんです…アラフィフ女性がサハラを目指す⑥

「フィフ女性がサハラを目指す」やと、行ったことがなくて初めて行くことにしたって受け取るかもしれんけど、サハラには行ったことがあるねん。人生初のサハラは、モロッコのメルズーガやった。今日はなぜか関西弁モードでお届け・笑


初モロッコ、初サハラ

かれこれもう24年も前のことやけど、初めて行ったサハラのことはよく覚えてる。その後も何回か行ってるけど、そっちの記憶はあんましないな。

当時はエルフードまでしかバスはなくて、そこからランドローバーで土砂漠を通ってメルズーガへ向かうのがポピュラーやったと思う。

でも今は、というか最近のことは全然知らんから、これも10年(もしかしたら20年)以上前の話やけど、コンクリートの道路がメルズーガまでつながって大型バスで直接行けちゃうから、エルフードに観光客が立ち寄ることはなくなったんちゃうかな。

昔お世話になったらくだのジミーくん

エルフードからの現地ツアーで向かった初サハラは、ガイド一人とアメリカ人カップル一組と私。らくだに乗ってキャンプ地に着くと、ガイドが手料理を作ってくれる。アメリカ人カップルが持ってきたビールを片手に、火を囲んで動物の鳴きまねをするゲームをしてみんなで大笑いした。季節は9月やったかな。

みんなはテントに入ったけど、私はテントに入るのがもったいなくて、砂の上でスリーピングバッグに包まった。「あ、また流れ星」と何回思ったやろ? 数えきれないほどの星で埋め尽くされた空に、流れ星がたくさん流れた。サハラでは、流れ星(隕石)が落ちることがあるらしく、実際に隕石が売られていた。


朝日を拝む

翌日、朝日を見るために早起きしなければいけない。自分が起こすから、決して目覚ましを使うなとガイドに言われた。はよ寝なと思って目をつぶるけど、「もしかしたらまた流れ星流れてるかも」と思って再び目を開ける。結局何時に寝たんだか。

ガイドに足元を揺すられて目を覚ます。周りを見渡すと、アメリカ人カップルは小さな砂丘の上で朝日を待っていた。薄暗い中、別の小さな砂丘に向かって歩く。腰を下ろして朝日を待っていると、耳元で誰かの声が聞こえた。すぐ近くで話しているように聞こえるのに、視界に入るのは離れた砂丘の上にいるアメリカ人カップルだけ。あまりにも静かすぎて、彼らの声が風に乗って私の耳元にダイレクトに届いた。なるほど、こりゃ目覚まし使ったらあかんな。

最後にサハラを訪れた、14年前の朝日(もしかしたら夕日かも?)

モロッコーアルジェリア

あれから24年の今、あれから25年目のときに再びサハラへ行こうと思う。モロッコのお隣の国、アルジェリアのサハラだ。

モロッコから陸路でアルジェリアに行ったことがある人もいるが、大抵は国境が閉じられているから無理らしい。

ほんま? 最近どうなんやろ? 国境空いてたりせえへんかな? 陸路でモロッコ・アルジェリア間行けたら最高やねんけどな~


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